心も体もお財布もあったまるお鍋
山形の郷土料理「ひっぱりうどん」とは、家族や仲間と、うどんを茹でた鍋を囲み、各自が箸で熱々のうどんをすくっては、納豆とさばの缶詰のタレをからめて食べる、簡単で素朴で安上がりな家庭料理です。名前の由来は、うどんを鍋からひっぱり上げるからとか、うどんを皆でひっぱり合うからとか、納豆が糸を引くからとかの諸説あるようです。
うどんは乾麺で、タレは納豆が必須で、あとはさば缶でも、ツナ缶でも、鮭缶でも良く、他に削り節、ねぎ、ゴマ、刻み海苔、七味唐辛子などを用意します。味付けは醤油か麺つゆで、納豆の添付タレを利用してもいいです。
ひっぱりうどんの材料(2人分)
ひっぱりうどんの作り方・手順
ひっぱりうどんを作る
1:タレの材料を用意する
鰹節、長ねぎ、さば缶、納豆、刻み海苔、七味唐辛子、醤油か麺つゆを用意する。
2:小丼に入れる
銘々皿(小丼)に納豆、刻みねぎ、さば缶、刻み海苔、削り節、七味唐辛子を入れる。
3:醤油か麺つゆで味付ける
醤油か麺つゆを少量加えて混ぜる。
栄養があるさば缶の汁は、捨てずに混ぜて食べましょう。
4:うどんを茹でる

大きめの鍋に、たっぷりの湯を沸かして、うどんを茹でる。
5:熱々のうどんをひっぱる
茹で上がったら、鍋ごと食卓に運び、熱々のうどんをひっぱる(箸ですくい取る)。
カセットコンロの上で茹でながら食べても、鍋だけを食卓にのせて食べても良しです(1~2人分ならこの方法が楽かも)。
6:タレにからめて食べる

タレにからめて食べる。