ありそうで珍しい!? ガパオ味のカップ焼きそば
手軽に食べられるインスタント麺やカップ麺は、タイでもいろんな種類が売られていて、トムヤムクン味や、ピンクスープ麺味など、タイ旅行の定番B級土産にもなっています。
日本にも輸入されていますが「KALDI(カルディ)」の店舗で目をひいたのが、ママ―ブランドから出ている「ガパオ味」のカップ焼きそば。思わすジャケ買いをしてしまいました。帰宅後、タイのママ―(タイ・プレジデント・フード社)のホームページを見てみると、タイでも最近発売されたとのこと。
味も辛さも本格的! ハーブの香りが、これぞガパオ
さっそく、お湯を沸かして、いただいてみることに。まずは中のかやくを取り出します。ちょっと具が少ないかなというのは、タイではよくあること。
熱湯を注ぎ、3分間待ちます。ふたは、二重構造になっています。 湯切り口が、もくもくもくと雲のようになっていて、かなり大きく、ちょっと嫌な予感がします。 その予感は的中。うっかりすると、かやくが湯切り口から流れ出てしまいます。でも、ここらへんのアバウト加減が、タイっぽくて好きです。 唐辛子ベースの粉末調味料と、ガパオ(ハーブ)のペーストを加えて混ぜ合わせます。焼きそばタイプのガパオ麺です。見た目がちょっと寂しいですが、一口食べてびっくり! タイの屋台のような香りが「これぞガパオ!」。
誤解も減ってきてはいますが「ガパオ」とはハーブのことです。まだ「ガパオ=ひき肉」と思っている人も多く、レシピ本などでも、「ガパオ(ハーブ)」が入っていないガパオご飯が蔓延しています。それはそれでおいしいですが、やっぱり「ガパオ」と名乗るからには、このハーブの味が欲しいもの。
イタリアンバジルとはまた違って、土臭いというか、独特のガパオの香りにテンションが上がります。
辛さも本格的。暑い現地だとつるっと食べられますが、日本の気候だと、タイと同じものは、ちょっと辛すぎると感じる方もいるかもしれません。本場の味を楽しみたいときにはぴったりです!
豚ひき肉と卵で、お手軽アレンジ
ちょっと辛すぎる……と感じた方には、おすすめアレンジをご紹介。ガパオといえば、ハーブですが、やっぱりパッケージ写真にもあるように、加熱したひき肉を麺の上に。 湯切りをして、調味料を混ぜ、卵黄をトッピング。卵黄をからめながら食べると、マイルドになって、ほどよい辛さになりますよ。■DATA
- タイプレジデント ガパオヌードル
- 149円(税込)
■KALDI公式オンラインショップ