データ消去にHDDを破壊
ここ最近、東京エコリサイクルに対する依頼が増えているのが、HDDの破壊処理です。個人情報保護法の施行により、企業からの情報漏れに対する社会的注目・批判が高まっていますので、当然ともいえます。本来、廃棄されるPCのデータ消去はユーザーの責任ですが、東京エコリサイクルでは、オンサイト(出張)によるHDDの破壊処理サービスも行っています(東京23区内・1台あたり2,100円、10台以上)。企業によっては「破壊を目の前で確認したい」という声も強いそうで、オンサイトの依頼は増えているそうです。
東京エコリサイクルでは、HDD破壊装置を複数備え付けている。 |
破壊装置にHDDを差し込みスイッチを入れると、油圧式のドリルが左側からHDDを貫きます。処理にかかる時間は、1台あたり15秒程度です。
HDDをドリルが貫く |
破壊されたHDDを見ると、4カ所の穴が開けられているのが確認できます。油圧式なので、穴の形状がゆがんでいますが、この意味は次ページで解説します。
4カ所の穴が開けられ、HDDが破壊される |
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Page1:PCもリサイクルされる
Page2:分解室に積まれたPC
Page3:PCをパーツに分解
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