FMV ESPRIMOの春モデルは、従来通り一体型のFH、分離型のDHの2シリーズ。FHはモニタサイズ別に、23型、21.5型、20型と3種類ある。ただし、23型の2機種は秋冬モデルの製品が継続販売される。このため、リニューアルされた機種としては、今回レビューする21.5型のFH56/KDが最上位となる。
FH56/KD

薄型デザインはそのままに性能アップしたFH56/KD


FH56/KDの最大の特徴はワイヤレスタッチパッドの採用だが、これについては後に詳しく紹介する。なお、検証には試作機を使用したため、販売製品と異なる場合があることをお断りしておく。

スリムなデザインは健在

機体デザインは、昨年来のスリムな機体で、すっきりした「フルフラットファインパネル」を採用。当然ながらフルHDだ。機体のカラバリはシャイニーブラック、スノーホワイト、ルビーレッドの3種類だ。奥行きは最小17.5cmだが、脚部のすき間にはキーボードがすっきりと収納できる。
FH56/KD

背面ポートの構成は従来と同じ。USB、HDMI入力などが並ぶ


背面のポート類の位置に変更はない。3つ並んだUSBポートのうち、右側の2つが高速のUSB3.0対応だ。USB3.0ポートは内部が青色になっているとはいえ、USB2.0ポートが1つ並んでいると間違えやすい。これは、左側面にUSB3.0、同2.0ポートが上下に並んでいることにも言える。速度の違う2種類のポートは、位置を離すなどでより明示的にしてもらえるとありがたいと感じた。

また、抜き差しの可能性が高いUSBポートはLANポートよりも内側(写真でいうと右側)に配置するのが望ましいと思うのだが。
FH56/KD

黄色の枠内がmini B-CASカードスロット。通常はカバーが取りつけられている。


miniB-CASカードの挿入口は秋冬モデルと同じく、本体向かって左側の側面上部。ただ、昨夏モデルまで挿入口があった、背面左下のスロットも残っている(差し込み口はない)ので、同型の買い換えユーザーは注意したい。
FH56/KD

23型機種ではパイオニア製スピーカーを採用しているが、21.5型ではONKYO製を採用


スピーカーはONKYO製で下向きに取り付けられ、床面に反射させて響かせる仕様。パソコンの電源を落とした状態でも、HDMIポートから入力した音源を響かせることができる。ステレオで、高品位なDTS音をソフトウェア的に再現できるものだ。

次のページでは、FH56/KDの機能について紹介する。