DDR メモリを M/B に取りつける |
メモリの取りつけ
CPU の次は、メモリです。メモリスロットは2つですので、それぞれ、メモリを取りつけます。左右のとめ具を開き、メモリの穴をスロットの突起に合わせるように向きを確認して、上から均等に力を加えて差し込みます。きちんと入れば、とめ具は自然に閉じるはずです。留め具が閉じないようなら、向きに間違いがないかどうか、さらに均等にささっているかを確かめて、必要ならやり直して下さい。
ドライブトレーに、HDD を取りつけた |
ドライブ類の取りつけ
ドライブ類は、取りはずしてある3段式のトレーに取りつけます。順番は、下から HDD、FDD、光学ドライブの順です。ドライブ類は、いずれもドライバを使ってネジ留めします。ネジは左右2つずつの計4つで、ベアボーンに付属のものが使えます。ST20G5 では、HDD と FDD を取りつけた後、トレーを本体にネジ留めします。
HDD に電源とケーブルを差す |
FDD のケーブルは付属のもの(黒色で先端に「Floppy Drive」と表記)を使い、メモリスロット横から取り回します。FDD 用の小さな電源も、忘れないように接続してください。そして、光学ドライブを後方から差し込むようにして取りつけます。これも、電源ケーブルは下方から、IDE ケーブル(黒色で先端に「Optical Drive」と表記)は切り込みの向きに注意しながら、上方から取り回しましょう。音声用ケーブルの差し込み口は、CPU の横になります。
ケーブルをまとめ、内部の換気を確保する |
ケーブルの固定
キューブ型 PC は内部空間が狭いため、空間を確保することが大事です。これを怠ると、内部に熱がこもり、せっかくの静音性がだいなしになるからです。そこで、付属品を使って、ケーブル類を複数本まとめてしばったり、ファン横に固定します。とくに、ファンの前の空間を空けるように工夫しましょう。
動作を確かめる
最後に、動作を確認します。ケースを開けたままで電源ケーブルやモニタ、キーボードなどを接続し、正面右のパワーボタンを押して電源を入れます。きちんと通電し、文字がモニタに表示されることを確かめて下さい。英語で「システムディスクがない」とのメッセージ表示されれば正常ですので、電源を落とし、ケースをかぶせてネジ留めしましょう。まったく通電しなかったり、「ピー」という警告音が出る場合は、どこかに異常がありますので、パーツの接続を見直します。「FDD がない」など、特定のメッセージが表示されたら、その接続を再確認してください。
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