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キューブ型PCを作ろう(3ページ目)

コンパクトなボディと静穏性が特徴のキューブ型PCを自作してみましょう。今回は、ガイドが選んだPCベアボーンの購入から組み立てまでを完全解説。Windows XP を安く買う方法も教えます。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

デスクトップパソコンガイド

ST20G5 の背面
背面の上・左・右にある3つのネジをはずす

ケースを開けて組み立て開始

さて、いよいよ組み立てです。以下、手順にそって説明しますが、必ず付属マニュアルを見ながら、一つ一つ作業を進めて下さい。

まず、ケースを開けます。ST20G5 の背面にある、上・左・右にある3つのネジをはずします。手で回すだけではずせますので、簡単です。

「Shuttle」のロゴの入ったケースを手で持ち、少しうしろに引くようにしながら持ち上げるとはずれます。力を入れすぎないように、注意してください。


ST20G5 内部
ST20G5 のケース内部
ケースを開けると、茶色の M/B や、ケーブル類などが見えると思います。まさしく「むき出しの骨」と言える姿です。ベアボーンでは、M/B がケースに取りつけ済みですので、M/B 上へのパーツの取りつけから始めます(完全自作の場合、M/B にパーツを取りつけ終わってからケースに固定します)。


CPU クーラー
左手に パイプ式の CPU クーラーが見える

CPU の取りつけ

CPU の取りつけは、いちばん慎重を期す作業です。まず、ケースの金属部分に軽く触れて、体の静電気を逃がしましょう。M/B や CPU には、静電気は「天敵」です。

プラスのドライバでネジを回し、HDD などのドライブ類を固定する3段式のトレーをはずします。すると、CPU クーラーがよく見えるようになります。通常の CPU クーラーはファン式ですが、ST20G5 では冷却性と静音性を両立させるため、独自のヒートパイプ式クーラーを採用しています。


CPU クーラー
CPU クーラーを取りはずしたところ
次に、CPU クーラーをはずします。少し力を入れて CPU 上にあるクリップを取りはずしますが、力を加えすぎないようにしてください。さらに、ケース背面の4つのネジをはずして、CPU クーラーをファンごと上に持ち上げ、はずします。この時、パーツを M/B 上に落とさないように気をつけてください(ファンとパイプはネジ留めされていません)。M/B を破損すると、PC を起動できなくなります。取りはずしたネジは、ケースのネジと混ぜないように分けておきます。


CPU 取りつけ部
CPU 取りつけ時の向きに注意する
続いて、CPU の取りつけです。細かい穴の空いた取りつけ部の横(写真では右側)にあるレバーを持ち上げ、CPU を差します。この際、マニュアルの写真をよく見て、CPU の向きに十分注意しましょう。向きが正しいと抵抗なく差し込めますが、間違っているとすんなりとは差せません。無理に差そうとすると、CPU のピンが曲がってしまい、二度と使えなくなってしまいます。差し込んだら、レバーを下げて固定します。

熱をヒートパイプに伝えるためのグリス(ベアボーンに付属)を、CPU の表面に塗ります。グリスは中央部に少しずつ出し、ヘラ状のもので全体に広げます。この際、薄く全体に塗ることが大切です。初心者は塗りすぎてしまいがちですが、これでは、かえって冷却効率を下げてしまいます。M/B 上にはみ出すような塗り方は、厳禁です。終わったら、CPU クーラーを上からかぶせ、ファンをネジ留めして電源をつなぎ、さらにクリップで固定します。


いよいよ完成!>>NEXT


Page1:ベアボーンって何?
Page2:パーツと OS を揃える
Page3:ST20G5 を組み立てる(1)
Page4:ST20G5 を組み立てる(2)
Page5:Windows をインストールする
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