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【急告】無線LANのWEPは本当に危ない(1)(4ページ目)

WEPについては従来からその脆弱性が指摘されています。しかし、実際のところそれほど心配する必要はありませんでした。しかし、最近、暗号化を数秒で解読する方法が見つかりました。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

WPA-AESとWPA2-AES


画像の代替
 
ガイド:
実際に使用している機器には暗号化設定にWPA2-AESという項目や、それとは別にWPA-AESという項目もあることがあります。まぁ、どちらを選択しても強固な暗号化ですから、WEPほど危険ではありません。

相談者:
いったいどんな違いがあるのでしょうか?

ガイド:
WPAとWPA2では暗号のキーの長さが違います。 WPA2の方がキーの長さが長いので、解析に時間がかかり盗聴に強い訳です。
それなら、常にWPA2がよいかというと、WPA2はWPAより長いキーなので復元に時間がかか ってしまいます。そのため、処理が重くなりがちです。そのため、選択できるようになっている訳です。
まぁ、通常の機器であればWPA2で大丈夫だと思いますが..

相談者:
AESは、どのような暗号化方式なんでしょうか?
ガイド:
AESは、ソフトウェア的に暗号化する形式ではなく、ハードウェア上で暗号化するため、処理が重くならない暗号化方式と言えます。また、現在では解析手段のないぐらい強力なもの と言われています。

相談者:
そうなんですか。それじゃぁ、早速暗号化方式を変更することにします。今日は、ありがとうございました。

ガイド:
いいえ。どういたしまして。次回は、もう少し詳しくセキュリティを確保する方法について解説したいと思います。
来週には、記事をupしますので、近々また本LANサイトを見てくださいね。では、では。


 
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