AESを利用しよう
早い話、暗号化の規格をAES(Advanced Encryption Standard)にすればいいんですよ。
相談者:
なるほど。最近の無線LANであれば、選択肢の1つにAESという項目があります。それを選択すればいいんですね。
ガイド:
そうです。それから、暗号化のキーをできるだけ長い文字列にしてください。また、英単語を利用しないで、ランダムな文字列を利用してください。
英単語の場合、類推される恐れが無いとは言えません。たとえば、「aldkenb87ads5fg19...」といったキーを設定すればよい訳です。
相談者:
ふむふむ。最初の設定が面倒でイヤなんですが、まぁ最初の一回だけですから、我慢しましょう(笑)。
ログインする際に利用するパスワードとは違いますからね。
ガイド:
その通りです。それから、もし無線LAN機器が古くて、AESが設定画面に見あたらない場合は、多少の出費にはなりますが、新しい機器に買い換えてください。
セキュリティにはお金をかけましょう。特に、企業で利用している場合は、必須だと思います。情報が漏洩してからでは、遅いですから..。
相談者:
あ、そういえば、私の持っているニンテンドーのDSなんですが、WEPしか利用できません。これは、どうしましょうか?
ガイド:
先日発表された新モデルであるニンテンドーDSiに買い換えましょう。新モデルは、WPA(TKIP/AES)、WPA2(TKIP/ AES)に対応しています。
相談者:
なるほど。まぁ、新機種はいろいろと機能も充実していますので、この機会に買い換えるとしましょう。
ところで、AESって、WPAにもWPA2にもあるんですね。WPA-AESとWPA2-AESと2つあるようですが、一体どちらがよいのでしょうか?
AESについては次ページで詳しく説明します
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