対戦してみる
実際にDSからインターネットに接続してみましょう。接続される先は、任天堂の専用サーバです。ただ、対戦するには当然のことながら相手が必要です。あまり古いゲームの場合は、サーバーに接続しても相手が表示されませんので、実際に対戦するには、最近の人気タイトルを選択するとよいでしょう。ここでは、サーバー上に保存されているランキング表にアクセスしてみます。1.タイトルのメニューから「Wi-Fiランキング」を選択します。
2.「ロード」を選択して、自分のデータをロードします。
3.「Wi-Fiコネクションに接続しますか?」と表示されるので「はい」を選択します。
これで、接続するためのネゴシエーションが始まります。
(注)ネゴシエーションとは、通信を確立するために、通信速度などの規格を相互に交換しながら通信設定を決定していくこと。
接続が完了すると、自動的にほかのユーザのデータのダウンロードが始まります。
あとは、ゲームのメニューで表示したいラインキングを選択すると以下のように、インターネット上のサーバに登録されているほかのユーザのランキングが表示されます。 もし、自分が高得点を出していれば、ランキング表にハンドル名が表示されます。
ニンテンドーWi-Fiコネクションとは
任天堂では、無線LANネットワークに接続する機能を「ニンテンドーWi-Fiコネクション」と名付けています。Wi-Fiとは、通信規格であるIEEE 802.11シリーズの相互接続性が認証されていることを示す名称です。米国に本拠を置くWi-Fi Alliance機関によって認定された無線LAN機器には、Wi-Fiロゴの使用が許可されています。当初はノートパソコンで利用するモバイルコンピューティング機器が対照でしたが、最近ではニンテンドーDSやPSPと言った携帯ゲーム機、およ びVoIP電話やiPodといった製品にもWi-Fiのロゴが付いています。DSの通信規格は、IEEE802.11です。この規格は、無線LANでお馴染みの2.4GHz周波数帯を使った規格で、通信速度は2Mbpsとなっています。現在の無線LANの規格であるIEEE 802.11b/g/aは、その拡張仕様です。なお、IEEE802.11は、b、gと互換性は、ありますが、aは利用している周波数帯が異なるため互換性がありません。 しかし、 フリースポットでサポートされている規格は、IEEE 802.11b/gですので、DSは、フリースポットに接続することができるということになります。
次回の記事は、DSがつながらないときの対処方法を述べたいと思います。お楽しみに。