LAN・無線LAN・Wi-Fi/LAN・無線LAN関連情報

はじめてのLAN(13) XPでインターネット共有(前編)(2ページ目)

インターネットの共有は、ルータを使わなくでも可能です。ここでは、WindowsXPの機能を使って共有を実現してみましょう。前編は、機器のセット方法とサーバの設定方法です。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

●サーバコンピュータの設定

まず、インターネットに直接接続しているサーバコンピュータの設定を行います。作業を始めるまえにブラウザを起動してサーバが本当にインターネットに接続されているかを確かめておいてください。

(1)「マイネットワーク」を選択する。
スタートメニューに「マイネットワーク」が表示されていないときは、[スタート]ボタンを右クリック→「プロパティ」→[カスタマイズ]ボタン→[詳細設定]タブを選択し「[スタート]メニュー項目」欄の「マイネットワーク」をチェックしてください。
マイネットワークを選択

(2)「ホーム/小規模オフィスのネットワークをセットアップする」リンクを選択する。
これで「ネットワークセットアップウィザード」が起動します。

ネットワークをセットのリンク選択

(3)説明を読んだら[次へ]ボタンを押す。
(4)説明を読んだら[次へ]ボタンを押す。
(5)「インターネットに直接接続している。ネットワークのほかのコンピュータはこのコンピュータ経由でインターネットに接続している」オプションを選択し[次へ]ボタンを押す。

一番上のオプションを選択

(6)モデムが接続されているNICを選択する。
ウィザードが自動的に適切なカードを選択しますが、一応確認しておいてください。選択するのは以前から利用していた方のカードです。新しくセットアップしたネットワークカードは、クライアントコンピュータとの接続に使うはずです。 なお、ローカルエリア接続の番号は、関係ありません。

古いカードを選択

(7)「コンピュータの説明」と「コンピュータ名」を確認して[次へ]ボタンを押す。

確認する

(8)ワークグループ名を「WORKGROUP」と入力して[次へ]ボタンを押す。
 現在のネットワークで利用しているワークグループ名がほかの名前の場合は、もちろんその名前を入力します。

WORKGROUPを設定

(9)設定を確認して[次へ]ボタンを押す。

設定を確認

 ここで、設定のためしばらく待ち時間があります。

この状態での待ち時間

(10)「ネットワークセットアップディスクを作成する」オプションを選択し[次へ]ボタンを押す。

ネットワークセットアップディスクは、クライアントコンピュータの設定に利用します。とはいっても、クライアントコンピュータが「IPを自動的に取得する」という設定になっていれば特に作成する必要はありません。

場合によってはセットアップディスク を作成

(11)フロッピーディスクを挿入し必要ならば[ディスクのフォーマット]ボタンでフォーマットしてから[次へ]ボタンを押す。
これで、クライアントコンピュータのセットアップに必要なファイルがフロッピーディスクにコピーされます。

フォーマットが必要ならボタンを押す

(12)「ネットワークセットアップディスク」の使い方が表示されるので説明を読んでから[次へ]ボタンを押す。

説明を読む

(13):[完了]ボタンを押す。

これで終わり!

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます