●デスクトップ用1000BASE-Tのボード |
このほかに1000BASE-Tという規格のLANボードもあります。こちらは、動画などの巨大ファイルを頻繁にやり取りしたり、都市部のFTTHのように90Mbpsほどのスピードが実際に出るインターネット回線を利用している場合に考慮したいLANボードです。一時期は、高価だったのですが最近は手軽に購入できる価格帯になってきました。
1000BASE-TのLANボード
ただし、1000BASEは電源が強力でないと、思っても見ない不具合が出ます。また、コンピュータのマザーボードが古い場合は、認識しないこともあります。この辺りは以下の記事を参照してください。
また、集線装置(俗に言うHUB)が1000BASE対応でないと100BASEのLANボードと同じ性能しか出ません。とはいっても、 始めてLANを構築するのであれば、集線装置共々1000BASEにしてもよいでしょう。ただし、コンピュータ自体が遅かったりハードディスクが一世代前の製品であるような場合は、その速度を生かし切れないことがありますので、環境をよく勘案して導入するようにしてください。