はじめてのLAN(2)

LANアダプタの準備

LANについての概略を理解したら、さっそく機材を揃えましょう。ここでは、まずコンピュータに設置するLANボードやLANカードについて述べます。なお、 写真で挙げている製品はあくまでもサンプルですので、実際に購入される際はご自分でご覧になって選択するようにしてください。

(注)LANボードやLANカードを総称してLANアダプタまたはNIC(Network Interface Card)と言います。

●デスクトップ用LANボード

LANを構築するには、まず各端末にLANボードまたはLANカードが必要です。デスクトップに設置するならLANボード、ノートパソコンならLANカードとなります。まずは、デスクトップで利用するLANボードですが、通常は100BASE-TXという仕様のボードを購入してください 。ただ、マザーボードに標準でLANポートが有ればそれが利用できるので慌てて購入しないようにしてください。

100BASEというのは、規格上100Mbpsの速度に対応しているカードです。Windowsの環境でLANの速度を実際に測定すると実質5~6割程度の速度となっていますが、CATVや高速なADSLでも実質20~30Mbpsですから、100BASE程度の速度があれば十分です。TXというのは、カテゴリ5のツイストペア線に対応しているという意味ですが、100BASEであればTX以外はまずありませんので特に気にすることはないでしょう。

100BASE-TXの速度については以下の記事を参照してください。なお、本記事は実際の体感速度を測定するために敢えてストップウォッチでの転送速度測定という手法を採っています。ご理解ください。

【必見】100Baseの実効速度調査

100BASE-TXのLANボードには、以下のように細身のボードと若干幅の広いボードがあります 。設置する場所が狭い場合は、細身の製品をお勧めしますが、一般的な自作デスクトップのケースであれば、特に差異はありません。設置するスロットは、もちろんPCIスロットです。対応するWindowsのオペレーティングシステムは箱に明記してありますので、確認してから購入するようにしてください。

細身のLANボード

若干プリント基板の広いボード

ボードにLowProfile PCI用の金具が添付されている製品もあります。これは、小型デスクトップ用の取り付け金具です 。自作のタワー型ケースであれば必要ありませんが、購入するまえに自分のコンピュータのPCIスロットの幅を確認してから購入するとよいでしょう。

LowProfile PC用金具が添付された製品