バナナの持ち運び・保存方法!
バナナが長持ちする保存法
結論としては、今回は、バナナを1本ずつ梱包用クッションシートで包んで冷蔵庫の野菜室に入れておいたものが、最も見た目良く、美味しさもそのままに長持ちしました。
次点が、数本まとめて、お弁当の保冷バックに入れて冷蔵庫の野菜室に入れておいたものでした。1本ずつシートで包む手間を考えると、保冷バックに入れるだけでいい、こちらの方がやり易いかもしれませんね。ただし、熟さないうち(青いうち)に冷蔵すると、冷蔵庫内では熟成しないので、ある程度室内で熟させてから冷蔵するのがよさそうです。
他に、室温で長持ちさせる方法、ラップやアルミホイルで巻いての冷蔵保存法、冷凍保存のちょっとしたコツなどを紹介します。
■バナナを常温で保存するなら?
ヘタをラップで包んでor包まないで吊るす
■バナナを冷蔵庫で保存するなら?
お弁当の保冷バックに入れる
1本ずつ梱包シートに包む
ラップorアルミホイルに包む
■バナナを冷凍保存するなら?
丸ごとor切ってから冷凍する
バナナの種類・選び方
現在、日本で出回っているバナナの大半は3種。■フィリピン産高知栽培(写真右)
同じフィリピン産でも、高地栽培の方が太くて張りがある。甘くて美味だが、価格は高め(198円)。
■フィリピン産低地栽培
細めで安価(100円位)。
■エクアドル産(写真左)
中間位の値段(138円)なのが南米で栽培されたもので、バナナ専門家によれば「少し酸味がある」とのこと。言われてみればそうかもといった感じの味。色々食べ比べてみる価値あり。
バナナを常温で保存するなら?
■実験A:ヘタをラップで包んだものと包まないものを吊るしておくヘタにラップをしたバナナ、そのままのバナナ
2本はヘタにラップをしっかり巻き付けて包み、吊るす。2本は包まずに、針金製のハンガーに吊り下げる。
吊るした方が傷みづらい。吊るさない場合は、山型に置くのがおすすめ。
■実験Aの結果:ヘタをラップで包んで吊るす方が良い
バナナのヘタをラップで包んだものと包まないものを、4日間吊り下げた結果、4本ともほどよくシュガースポットができた。
見た目では大きな違いはないものの、ヘタを包んだバナナの方が、皮に張りがあって、食べると甘味が強くもったりとしてるように感じた。
バナナを冷蔵庫で保存するなら?
■実験B:お弁当の保冷バックに入れて冷蔵庫で保存保冷バックに入れたバナナ
3日後
1週間後
10日後
2週間後
■実験Bの結果:ラップで包む、包まないで皮の色は違うが、むけば全てきれい
皮の色は少し違う
皮をむくとどちらもきれい
■実験C:1本ずつ梱包シートに包んで冷蔵庫で保存
梱包シートで包んだバナナ
■実験Cの結果:野菜室でも、冷蔵庫上段でも中身はきれいなまま
1週間後
2本とも、白くてきれいなまま
皮が黒いバナナも、芯まで白いまま
2週間後
■実験D:バナナをラップとホイルに包んで冷蔵庫で保存
ラップとアルミホイルに包む
■実験Dの結論:どちらも効果あり
梱包シートに包んでの保存には及ばないものの、どちらも効果があった。
バナナを冷凍保存するなら?
■実験E:丸ごと冷凍、切ってから冷凍1本は丸ごと、1本は輪切りで冷凍
1本は、皮をむいたまま丸ごと、ジップつき袋等に入れて冷凍する。凍ったら一度取り出し、保存しやすいように凍ったまま輪切りにして、再び冷凍庫に入れておく。
もう1本は、常温のうちに輪切りにしてから冷凍する。
■実験Eの結論:丸ごと冷凍した方が綺麗
一度冷凍してから切った方がきれい
■(おまけ)冷凍バナナの使い方例:バナナパンケーキ
バナナパンケーキ
梱包用シートか保冷バックがおすすめ。気温に合わせて使い分けて
季節や手間を考えて、バナナを保存しましょう
夏は常温に置いてある程度熟成させてから、保冷バッグに入れるか1本ずつ梱包用クッションシートで包んで、冷蔵庫の野菜室で保存、冬は常温で熟成させるのがおすすめです。
なお、室温や冷蔵庫の種類等により、検証結果が異なる場合もあります。特に暑い季節は食べごろの見極めに気をつけて、傷まないうちに早めにお召し上がりくださいね。
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