LAN・無線LAN・Wi-Fi/LAN・無線LAN関連情報

無線LAN[WHR-G54]試用記2 WHR-G54は本当に速くなったのか(3ページ目)

メルコから高速無線LANシステムのWHR-G54が発売になりました。前製品より相当高速化されたとのことですが、本当でしょうか。本レポートではその真偽を検証してみたいと思います。

岡田 庄司

岡田 庄司

LAN・無線LAN ガイド

ライター歴は20年以上。パソコン通信時代からネットワークに興味を持ち、LANや無線LANが一般に普及する前からLANの話題を追いかけ続けている。著作はすでに40冊を超え、テクニカルライターとしても活動している。

プロフィール詳細執筆記事一覧

■フレームバーストOFF時の無線LAN速度

フレームバースト機能をOFFにするということは、WBR-G54と同じ一般的な転送モードで測定するということになります。さて、どうなるでしょうか?

APのフレームバースト機能をOFFに

子機のフレームバースト機能をOFFに

フレームバーストOFFでの測定結果

1回目:2958.20Kbytes/sec.
2回目:2941.62Kbytes/sec.
3回目:2943.12Kbytes/sec.
平均:2947.65Kbytes/sec.

約23.6Mbps

約23.6Mbpsですから、確かにフレームバースト機能がONのとき の速度(約29.2Mbps)よりも下がってはいますが、WBR-G54の速度 (約20.1Mbps)より2割弱速くなっています。ということは、無線LANの 基本速度も、ファームウェアやドライバなどの改良で向上していると思われます。さらに、フレームバースト機能をONにすれば、もっと速度が向上するのですから、 全体としては大幅な速度Upに成功していると言えるでしょう。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます