スキンケア/スキンケア実践テクニック

夏こそ洗顔を見直して美肌を手に入れるチャンス!

夏こそ洗顔に注目! スキンケアの基本と言われる洗顔。べたつく夏は特に重要なお手入れとなってきます。洗顔を見直すだけで肌の状態は変わってきますよ。自分の洗顔が間違っていないか、さっそく確かめてみましょう。

佐治 真澄

執筆者:佐治 真澄

スキンケアガイド

夏の洗顔で美肌を作る!

夏は肌がべたつきがち

夏は肌がべたつきがち

みなさんは夏の洗顔をどのようにしていますか?
  • 夏は汗をたくさんかき、べたつくから何度も洗っている
  • 汚れが気になるので、ゴシゴシこすっている
  • 紫外線やエアコンによる乾燥が気になるので、洗顔料は使わず水だけで洗う
……などなど、洗顔の方法も人それぞれだと思います。

人間の肌には、自ら外敵から守ろうとしたり保湿をしたりする力があります。
でも、汚れを落とそうとする、いわゆる洗顔やクレンジングの働きは残念ながらありません。
ゆえに、洗顔こそ肌にとっては欠かせないお手入れ。スキンケアの基本といわれるだけああって、洗顔を見直すことで肌は変えられるのです。
 
<目次>
 

洗顔の役割は汚れを落とすだけじゃない!

紫外線などの危険にさらされています

紫外線などの危険にさらされています

洗顔の目的は、皮膚の汚れや古い角質を洗い流すこと。私たちの肌は、大気汚染や紫外線、汚れやたばこの煙、ほこりなど目に見えない危険にさらされています。汗をかいたり、皮脂が分泌されたりしていると、それらが付きやすくなります。

また、古い角質が肌にいつまでも残っていると、毛穴の詰まりやすく、にきびなどの肌トラブルを招いてしまいます。雑菌も繁殖しやすくなる。ターンオーバーも滞るため、肌がごわつき、くすんで老けた印象をあたえてしまうことも。
また、分泌された皮脂は時間が経つと酸化して、シミやシワの原因に。洗顔をしてしっかり汚れや皮脂を落とすことが大切です。

しっかり洗顔をして汚れや皮脂を落とすことで、ターンオーバーを正常化させ、また、肌トラブルを予防したり、改善したりする働きもあります。

このような肌トラブルのもとを取り除くことこそ、洗顔の本来の役割なのです。
 

夏にオススメの洗顔方法とは

では、夏にオススメの洗顔方法をご紹介します。洗顔1つで老け顔に近づいてしまうこともあるので気を付けましょう。

1、手をキレイにする
手をキレイにすることで泡立ちも良くなります

手をキレイにすることで泡立ちも良くなります

顔を洗う前に、まずは手を洗います。こうすることで、泡立ちも良くなるので面倒くさがらずに洗顔の1つの手順として取り入れましょう。

2、ぬるま湯で予洗い
洗顔料をつける前に、顔を塗らします。これには洗顔時の摩擦を軽減したり、泡立ちをさらに良くしたりする効果があります。

ちなみにぬるま湯はとは人肌程度のことを言います。夏であれば30~34度ぐらいを目安にすると良いでしょう。

3、洗顔料を泡立てる
たっぷりの泡でやさしく洗う

たっぷりの泡でやさしく洗う

手のひらで洗顔料を泡立てます。利き手ではないほうの手のひらに洗顔料をのせ、すこし丸めてボウルのような形にしたら、利き手の指3本程度で水を少しずつ混ぜながら泡立てます。ただし、ここに時間をあまりかけたくないので、苦手な人は市販の泡立てネットなどを活用するのも良いでしょう。泡立ては卵1個分が目安です。

4、Tゾーンから優しく
泡ができたら洗顔。まずは、皮脂の多いTゾーンから優しく洗いましょう。手と顔の間に泡のクッションがあるようなイメージで、肌に直接触れないように。
続いて、頬やあごなどのUゾーン。指の腹でくるくると円を描くように顔全体を洗います。目元や口元はそっと泡をのせる程度で十分。仕上げに、顔全体をなでるように洗います。

5、ぬるま湯ですすぐ
すすぎ残しのないように

すすぎ残しのないように

ぬるま湯で20回程度すすぎましょう。その際、髪の毛の生え際やあごの下、などすすぎ忘れのないように気をつけて。
夏は、仕上げに水ですすぎ、肌を引き締めるとメイク崩れなども防げるのでオススメです。
泡立てからすすぎまでを、できれば2分以内の終わらせるようにしましょう。

6、清潔なタオルで顔をやさしく押さえる
清潔なタオルでやさしくふきとる

清潔なタオルでやさしくふきとる

すすいだあとは、清潔なタオルで顔を押さえるようにやさしく水分をふき取りましょう。そして、洗顔の後は、なるべく早めに化粧水で潤してあげましょう。できれば、3分以内には保湿できるとベストです。洗顔終了から、水分が蒸発し始めるので、できるだけ早めの保湿を心掛けましょう。
 

あなたもやっている? NG洗顔の注意点

洗顔を見直して美肌に!

洗顔を見直して美肌に!

NGポイント1、朝に洗顔料を使用しない
朝の肌は汚れていないと思われがちですが、人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかいているし、皮脂も分泌しています。そのため、洗顔料を使わないでいると、これらの皮脂を落とすことができず、肌の保水力が低下したり、キメが乱れたりして、肌トラブルの原因に。

NGポイント2、夏は汗をかくたび洗顔をする
洗顔の目安は1日2回程度。夏はべたつくからといって何度も洗うのはNGです。

NGポイント3、メイクをしない日は洗顔料を使用しない
今日はメイクをしていないからといって水洗いだけというのもだめ。皮脂は分泌されているので、しっかり洗顔料を使って洗い流しましょう。

NGポイント4、泡立てに時間をかけすぎる
また、しっかり泡立てないといけないと時間をかけすぎるのもダメ。肌を濡らしたままの状態でいると肌の潤いはどんどん奪われてしまいます。

そのほか、お風呂場で洗顔する時、どうしても体にかけるお湯の温度でついつい顔も洗ってしまう人がいますが、そのまま続けていくと乾燥肌になっていきますので、十分に注意してくださいね。

洗顔を見直すだけで肌の状態は変わってきます!べたつく夏こそ、洗顔を見直して、美肌を作る絶好のチャンス。有効に活用しましょう!!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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