LAN・無線LAN・Wi-Fi/LAN・無線LAN関連情報

100BaseTX 実際にはどの程度速いのか? 【必見】100Baseの実効速度調査(4ページ目)

どのこパソコンショップにもある100Baseのネットワークカードですが、実際のデータ転送速度はどの位でるのでしょうか?今回のクローズアップでは、それを検証してみました。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

■結論                               

 グラフの結果から次のことが分かります。

Windows XPWindows2000を利用した場合は約50Mbit/秒の値を出している。

WindowsMeが転送元または転送先になっていると転送速度が約20Mbit/秒に落ちる。

・転送元と転送先がWindowsMeである場合は、約14Mbit/秒とさらに落ちてしまう。

・Windows Meの場合は、1回目と2/3回目の測定にかなりの開きがある。

■考察                              

一般的に、100BASEの転送速度は遅いと言われていますが双方にNT系のWindowsを使えばある程度の速度を確保することができます。ただし、片方に9x系のWindowsを利用すると規格の約2割とかなり遅くなります。さらに、双方が9x系のWindowsである場合は、びっくりするほど遅くなってしまいます。
WindowsMeの場合、2回目/3回目の速度は結構な速度が出ていますが、これはディスクキャッシュによるもので、実作業上あまり意味の無い数値と言えます。それに対してNT系のWindowsの場合は、ほとんどディスクキャッシュによる速度の増加は見られません。

【関連CloseUp】
【続編】10Baseの実効速度調査

【お勧め】
・私事ですが我が家で飼っている金魚がペット(熱帯魚)サイトのClose Up!「桜錦の魅力に迫る」で取り上げられました。弥富で買って育てた金魚です。見て下さいね。

・実効速度の調査としては「パソコン(PC/AT)」の「CPU劇速レース第二弾!」というクローズアップがあります。こちらも参照されると興味深いと思います。

【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で人気の LAN 商品を見るAmazon で人気の LAN 商品を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます