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Windows環境におけるファイル転送速度の検証 無線LAN「Aterm WB45RL」試用記6(2ページ目)

今回のクローズアップは、ファイルの転送速度を検証してみます。ファイル転送速度にもいろいろな場合が有りますが、ここでは「マイネットワーク」を使った通常のファイル転送を扱っています。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

それでは、無線LANによるファイル転送はどうでしょうか。機器の構成は、以下の通りで実証に利用したファイルも同じです。また、電波の状況は「良好」で行いました。

コンピューター1
 (LANカード)
   ↓
  (PC2)
ルーターWB45RL(WANポート)<--*1

 (電波)

 無線LAN子機
 (USB端子)
   ↓
コンピュータ2

*1:CATVモデム。DHCPによりIPアドレスを自動取得させるために接続。

 

結果としてはおよそ460KByte/秒となっています。先回のクローズアップでご紹介したWANポート経由でFTPサーバーからファイルを転送したとき は350KByte/秒 でしたから、これと比べると若干高速になっています。これは、WANポートを利用していないのでIPマスカレード機能によるIPアドレスの変換がなく、その分高速になっているのかも知れません。それにしても公称11Mbit/秒(1408KByte/秒)の3割 強ですから、やはり無線LANによる転送には負荷は相当かかっているように感じます。次のクローズアップは、無線LANのデータを暗号化することでどの程度速度が低下するのかを取り上げます。ご期待ください。

無線LAN「AtermWB45RL」試用記
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