シャンプー、リンス、トリートメントの違いと効果的な使い方
シャンプーやリンスの役割、正しく理解できている?
<目次>
「シャンプー」の役割は本来、頭髪を洗うこと
シャンプーの役割と効果って?
シャンプーは洗髪だけでなく、頭皮の汚れを洗い落として清潔にしてくるものなのです。頭皮の毛穴のまわりには、臭いや酸化の原因となる余分な皮脂が。その皮脂を取り除いて頭皮をきれいにし、健康な髪を育む役割があります。
知っておきたい! 代表的なシャンプーの種類と選び方
実際にシャンプーを買おうと思って商品を見ると、今や本当にたくさんの種類があり、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。しかし、きちんと自分の目的に合ったシャンプーを選ばないと、美髪どころかかえって髪や頭皮にダメージを与えることになり、悲しい結末にもなりかねません。そこで、まずは代表的なシャンプーの種類とその特徴についてご紹介します。■オーガニックシャンプー
日本では国の決めた基準はありませんが、一般的にオーガニック製法で栽培された自然由来の成分を中心に配合。科学的な成分を全く使用しない、またはごく少量のみ使用して作られている化粧品。
■ノンシリコンシャンプー
シリコンが配合されていない製品のこと。シリコンとは髪の静電気や絡まりを抑える配合される安全性の高い科学的な成分。シリコン以外の天然油分は比較的高価なため、少量しか配合されていないと保湿力が少なく、きしみを感じることもあります。
■カラーケアシャンプー
カラーリングをしたあとに使う専用のシャンプー。カラーをしたあとの髪のpHを整え、染料や毛髪成分の流出を防止。ダメージの蓄積を防ぎながらコンディションを整えます。
■スカルプシャンプー
髪の毛の土台となる頭皮を健康な状態にしてくれるシャンプー。毛穴に詰まった余分な皮脂や汚れをきちんと落とし、フケやかゆみを防ぐ効果も。
■オイルシャンプー
保湿成分にオイルを配合しているシャンプー。乾燥しがちな髪や広がる髪に効果的。
■ダメージケアシャンプー
パサつき、枝毛、切れ毛などの傷んだ髪を修復する成分が配合されているシャンプー。
頭皮も髪もすっきり!正しいシャンプーの使い方
下から上に頭皮を上げながら洗うイメージで
1. 38度前後のぬるま湯で予洗いします。
2. シャンプーは出しすぎないよう、適量を手に取ります。ぬるま湯で薄めながら、少しずつ頭皮につけましょう。
3. 指の腹で頭皮を優しく洗います。ここがポイント!
4. すすぎ残しのないよう、しっかり洗い流しましょう。
「リンス」「コンディショナー」の役割は、髪を保護すること
リンスやコンディショナーが持つ効果とは?
「トリートメント」の役割は、髪のダメージを修復すること
トリートメントの役割って何?リンスとの違いは?
「トリートメント」は、コルテックスという毛髪の髪の内部に栄養成分を届け、髪のダメージを修復してくれるものです。髪の表面をコーティングしてくれる効果も。カラーをしている方、パーマをかけている方、外に出ることが多く紫外線に当たる機会が多い方、ロングへアにしたい方などに向いています。
リンス・コンディショナー・トリートメントの正しい使い方
頭皮につかないように毛先を中心に
1. シャンプー後、ダメージが強い毛先を中心に、揉み込むように塗布します。
2. 手ぐしで髪全体に行き渡らせます。トリートメントの場合は、つけてから5分ほど置きましょう。
3. 地肌を中心に1~2分かけて洗い流します。
シャンプーやリンス、コンディショナー、トリートメントまで様々な種類をご紹介してきましたが、ご自身に合ったアイテムでしっかりとケアすれば理想の美髪は必ず手に入ります。それぞれの違いと役割を正しく理解して、ぜひ毎日のヘアケアに役立ててみてください。
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