女性が電車内で被害に遭う危険性

周囲に不審者はいない?

周囲に不審者はいない?

2016年12月、女性が山手線内で切り付けられる被害が発生しました。いつ、どのように被害に遭ったのか詳細は不明ですが、事件当時、救急車やパトカーが現場に急行し、ヘリコプターまで上空で旋回するなどの事態となりました。

被害に遭った女性はスカートを着用しており、ストッキングの上から10センチほどの裂傷を負いました。無差別に切り付けられた通り魔的犯行の可能性が高く、警視庁は傷害容疑として捜査しています。

実は過去にも女子高生のスカートが切り裂かれたり、衣服に体液をつけられたりするなどの被害は少なからず発生していました。

被害に遭った女性が全員、被害を警察に届け出たとは限らないため、警察の認知件数として挙がってない事件もあるはずです。帰宅後にスカートが切り裂かれていたと気づいても、どこで被害に遭ったかわからなければ、警察には届け出ない場合が多いでしょう。

女性でも最近はパンツスタイルを好む人も増えていますが、女性はスカートを着用している人もいる……デニムなどのパンツスタイルの人を狙うよりは、スカートを穿いていて、ストッキングかあるいはいわゆる生足といわれる素肌の状態の人が狙われやすいでしょう。デニムやコットンパンツなどは切り付けたとしても肌まで刃先が届かないかもしれないので、犯行遂行が確実ではないと思えるはずです。


混雑時は特に警戒が必要!

路線や時間帯によって電車内の混雑具合は異なりますが、乗客が少ないと何か不審な行動や悪事は目立つので、やはりそこそこ混雑した状況が危ないでしょう。そして、乗客が乗降する際が多くの人が動くので、何かするにしても目立たず、逃走しやすいと考えられます。

自分が電車を乗り降りする際は、降りようとする人たち、あるいは電車に乗り込もうとする人たちに続こうと、人々がかたまり、ごく接近した状態です。前の人の背中や後頭部しか見えず、見ていないでしょう。乗り降りの際の一瞬に、女性がお尻など体を触られる痴漢被害は多発しているようですが、混雑した状態、すれ違いざまの出来事で、大勢の人たちが動いているために、被害を訴えることは困難なようです。

身体への被害はすなわち行為者がすぐそばにいる、いたことを意味します。不自然でなく手を伸ばして届く距離ということになりますから、人とは適度な距離を保ちたいところです。しかし、そもそも混雑していたら……できる限り、人々の後ろから乗り降りするようにするしかありません

人々の中に紛れ込んでしまうと、密着度が高いために何か起きても気づきにくく、相手を特定するのも難しいのです。


周囲を見回すだけでも違う

人々の後ろから乗り降りすることを心がけ、後ろに人が立つようでしたらさりげなく後ろを振り返り、その人を見ましょう。悪いことをする人は知られたくない、顔を見られたくないという心理がありますから、見られたというだけで犯行を思いとどまる傾向があるといわれます。つまり、振り返るだけでも犯行の抑止になり得るのです。

一度も痴漢被害に遭ったことがないという女性たちに取材して分かったこととして、人並み以上にかわいく、きれいな女性たちでしたが、とにかく自分の周りにとても警戒心を持って見回しているという共通点がありました。必ず後ろを振り返り、どんな人がいるか確かめているのです。

普段、人は電車に乗って、吊り革につかまって、という一連の流れの行動の際、周りに多くの人がいるがゆえに、無意識のうちに安全であると考えて、特に何も考えていないでしょう。人が多い=安全ではなく、むしろ不審者がいる可能性が高い、と考えて、警戒心がある動作をするだけでも被害に遭いにくくなると知っておきましょう。

できるだけ女性のそばに立つ、乗り降りの際は後ろの人やすれ違う人に警戒する、できれば乗り降りの際は体の前にバッグを持ち、もう一方の手でお尻をガードするようにしましょう。

ほかにも女性は電車内で痴漢や盗撮の被害もあるため、短いスカート着用時はより警戒しましょう。電車内にはおかしな人がいるかもしれないと意識することが重要なのです。


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