秋に抜け毛が増えるのは自然現象
最近よく髪が抜ける…それは夏のダメージが原因かも
季節の変わり目、特に冬から春にかけて、夏から秋にかけては動物の毛が抜け変わる換毛期に当たるためどんな人でも抜け毛が増えます。通常抜け毛は1日に約100本と言われていますが、秋には1日200本前後抜ける場合もあります。自然なサイクルで抜け落ちた毛は、ある程度の太さがあり、毛根の部分はふっくらした状態です。
ただ、秋口は夏に受けた紫外線などのダメージを引きずったまま、急激に気温が変化して頭皮が乾燥します。頭皮環境が悪化したまま放置していると、抜け毛がさらに増えてしまうのです。なんだか抜け毛が必要以上に多いかもと感じたら、頭皮の状態をチェックしてみましょう。
乾燥している頭皮が抜け毛の原因
夏に受けた紫外線ダメージや秋口で乾燥した頭皮を放置していると、頭皮に炎症が起こります。秋に起こる頭皮トラブルは、乾燥からくる炎症がほとんどです。炎症が起こると抜け毛が増えるだけでなく、痒みなどの症状が出現することもあります。炎症を放置してしまうと抜け毛はさらにひどくなり、元に戻るのも難しくなってくるので、炎症が持続しないようにケアすることが大切です。乾燥ケアで頭皮も髪も美しく!
抜け毛を予防して、健やかな髪の成長を促すために、頭皮を健康な状態に戻しましょう。乾燥防止にオイルを塗布して、頭皮マッサージを行います。両手の指の腹を使って、優しくの頭皮の血行を促すように、頭皮全体をゆっくり揉みほぐします。また、普段使っているシャンプーなどのヘアケア剤も見直しを。夏場は頭皮がベタつきがちでさっぱりとした洗い上がりの脱脂作用の強いタイプが人気ですが、秋は保湿成分配合のタイプに変えて頭皮と髪の乾燥を防ぎます。シャンプー前はブラッシングで地肌の汚れを浮かせてから、頭皮の汚れをしっかり洗い落として毛穴に汚れを溜めない正しい洗髪方法を身につけましょう。