今回はこんな質問が届きました
「パーマで髪がギシギシに傷んでしまった!どうしたらいい?」
Q.久々にパーマをかけたくて、流行りのゆるふわパーマに挑戦したら髪の毛がパサパサに(涙)。ドライヤーのときも絡まりやすくけっこうギシギシです。(20代・会社員)
A.一度傷んでしまうと髪は再生しないの。これ以上ダメージが進まないケアを心がけて。とにかく優しく扱いましょう。そのうえでしっかり栄養補給です!
傷んだ髪の毛の正しい洗い方
「キューティクル」とは?
ちなみに、よく耳にする「キューティクル」とは、髪表面を覆っているウロコ状の保護シートのようなもの。パーマの液材は、基本的に、アルカリ剤を使用しています。アルカリ剤でキューティクルを開かせ、髪の毛の中に髪の細胞をゆるめて形状を変える液材を入れるので(場合によってはさらに熱を加えることも)その過程で、開いたキューティクルの間から、髪をつくる主成分のたんぱく質が流失したり、髪が変質しやくなるのです。もちろん、ヘアカラーをしているとか、ドライヤーやヘアアイロンの熱によるダメージもあります。それ以外にも、髪の毛は紫外線やブラッシングの摩擦にも弱いので、ダメージが蓄積されていたのかもしれませんね。どちらにしても、パサついたり、手触りがギシギシするなら、健康ではありません。肌と違って、髪は一度傷むと再生はしません。だからこれ以上、傷まないケアを徹底しましょう。もちろん、大なり小なり、必ず傷むことがわかっているパーマをかける場合は、同時にトリートメントをして、流失したぶんの栄養をすぐ補って、ダメージを最小限にするケアが必要になるんですね。
ギシギシに傷んだ髪の毛のお手入れ方法
さて、傷んでしまった場合のお手入れ方法ですが、これはお肌と一緒です。汚れを落とすシャンプー、すなわちクレンジングのやり方がとても大事なの!つまり、とにかく優しく優しく丁寧に扱うこと!どういうシャンプーを使ってどう洗うかっていうのがポイントになります。シャンプーにもいろんなタイプがありますから、“すごくダメージが気になる髪用”などの表記を目安に選んでみて下さい。洗い方もゴシゴシせず、たっぷりの泡でやさしいタッチで地肌を洗い、なるべく傷んだ髪の毛をゴシゴシしないこと。髪は流水と地肌を洗ったシャンプーの泡だけで十分です。タオルで拭くときも、タオルにはさんでポンポンと押さえながら水分を取れば、摩擦が起こりにくいです。もちろんドライヤーをかける時間も最短で!そしてやっぱり、トリートメントで栄養補給ですね!洗い流さないトリートメントは、パサつきを抑えつつ、髪の手触りもよくなるのでオススメ。見た目にも傷み(ダメージ)が目立たなくなります。精油がブレンドされたものなら、香りもよくて気分も上がりますよ!
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山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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