1日1食と5食、朝食抜きと菓子パン……健康的に痩せるのはどっち?
ちまたにあふれるダイエット方法はたくさんありますが、どっちが正解?
今回は、食事の回数や朝食の内容についてクイズ!
「1日1食は痩せる!」「海外セレブは1日5食でダイエット!」等々、様々な情報が錯綜し、「一体、1日何食が痩せやすいの?」と悩む人が多いのではないでしょうか。そこで、空腹に弱い女性向けにオススメの質問について解説しましょう。朝食を抜きがちな人、時間がなくて凝った朝食を食べるのは難しいという人でも、ちょっとしたコツで代謝が上がるテクニックも紹介します。少しでも思いあたる方は是非ご参考に!
さぁ、あなたはどっちが痩せやすいと思いますか?
Q:「1日1食」と「1日5食」、どちらが痩せる?
1日1食ならいくら食べてもいい? でも、モデルは1日5食も食べるらしい!? いったいどういう原理?
1日5食で痩せる一番の理由は、食べ過ぎを防ぐことにあります。「スナッキングダイエット」というものが注目されていますが、1日3食に加え、あいだに2回ほどの間食(スナッキングタイム)を挟むことで、空腹感をやわらげ食べ過ぎを防いでくれる効果が期待できます。
1日1食だとお腹がすいてしまい、ついドカ食い&早食いをし、食べる量も増えてしまいがちですが、食べる回数を増やすことで、落ち着いて考えながら食べることができるというわけです。
また、1日5食にすることで、血糖値が安定するのも痩せやすい体質となります。空腹が強い状態から食事を摂ると血糖値が急上昇し、インスリンが過剰に分泌され脂肪を溜め込みやすくするので、血糖値を安定させるためにも、ちょこちょこ食べる1日5食が効果的です。
さらに、私たちは食事をするたびに熱誘導性代謝と呼ばれる代謝活動を行っているので、食事をするという行為はエネルギーを摂取するだけでなく、同時に、消化・吸収にエネルギー使っていることにもなります。
つまり、1日1食より5食食べるほうが食事の回数が増え、この熱誘導性代謝が行われる回数も増えるため、基礎代謝が上がるというわけです。
ただし、1日5食には注意点があります!
1回に食べる量は少な目にし、1日3食の時とトータルで同じ量・カロリーに抑えることが重要です。
また、間食として食べるものは豆乳・甘酒・ナッツ・ドライフルーツといった太りにくい食品にしましょう。間食としてアイスやドーナツを食べてしまっては逆効果です。
Q:「朝食抜き」と「朝菓子パン」、どちらが痩せる?
朝ご飯はコーヒーだけ。それとも、手軽に食べられる甘いパン?
菓子パンは高カロリー・高脂肪・高糖質と、ダイエット中はNG!の代表メニューではありますが、実は、朝食抜きよりはベターな選択なのです。
朝食に何も食べない状態だとカロリー燃焼がうまく作動せず、低代謝のまま1日がスタートしてしまい、燃えにくい体質=痩せにくくなってしまいます。
もちろん、栄養バランスに優れた朝食を摂るのがベストではありますが、朝が苦手で食欲がない人にとっては、朝食を食べる→ストレスになってしまうもの。せめて菓子パンを食べれば胃腸が働きだし、体の内側から代謝が始まります。
とはいえ、もちろん食べ過ぎは×。
小さめの菓子パン1つをチョイスすると同時に、菓子パンを食べる前に野菜ジュースを飲む or 一緒にスキムミルクやアーモンドミルクを飲むことで、血糖値の急上昇を予防できるので覚えておきましょう。
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