国内でも開催される超過酷なレース
国内にもさまざまな大会がある
そんな過酷レースと言えば、やはり海外で開催されるイメージがあることでしょう。そのため時間や金銭的な理由から、一歩踏み出せずにいる方も多いはずです。しかし国内にも、それらに引けをとらないレースがたくさんあります。ここでは距離や制限時間、コースなどを踏まえつつ、国内でチャレンジできる“超過酷”レースをご紹介しましょう。
1.日本横断「川の道」フットレース
2016年に開催された第12回イベント情報サイトより引用
- コース:東京都江戸川区(葛西臨海公園駅)→新潟県新潟市(ホンマ健康ランド)
- 距離:520km
- 制限時間:123時間
- 主催:NPO法人スポーツエイド・ジャパン
2.東海道五十七次ウルトラマラニック「飛脚」
旧東海道を経由して大阪を目指すランナー
- コース:東京都台東区(上野恩賜公園公園・駅伝の碑前)→大阪府大阪市(中之島中央公会堂前)
- 距離:約584km
- 制限時間:6日間ステージ
- 主催:東海道五十七次ウルトラマラニック実行委員会
2016年8月に第1回大会が開催され、全ステージの完走者は1名のみ。次回開催は2020年を予定。尚、毎日複数のランナーで襷をつなぐ“駅伝の部”も設けられています。大会開催は夏場となるため、暑さ対策が大切です。また、毎日朝5:00スタートのため、睡眠時間の確保もパフォーマンスを維持するためのポイントと言えるでしょう。
3.沖縄本島1周サバイバルラン
観光とは違った沖縄の楽しみ方!?
- コース:沖縄県那覇市(沖縄国際ユースホテル)から沖縄本島を反時計回りに1周
- 距離:約400km
- 制限時間:72時間
- 主催:沖縄本島1周マラソン実行委員会 、チーム・ウルトラK
しかしその行程では、レジャーでは知ることのない沖縄の姿を見ることができるでしょう。制限時間が72時間(=平均10分/km強)と短く、ある程度のスピードも求められます。
4.さくら道国際ネイチャーラン
公式サイトより
- コース:愛知県名古屋市(名古屋城)→石川県金沢市(兼六園)
- 距離:250km
- 制限時間:36時間
- 主催:さくら道国際ネイチャーラン大会事務局
5.小江戸大江戸200k
昼とは違うオーバーナイトラン
- コース:蓮馨寺(埼玉県川越市)を起点とした埼玉県内・東京都内の規定コース
- 距離:233km
- 制限時間:36時間
- 主催:NPO法人小江戸大江戸トレニックワールド
なお、従来の203kmコース、埼玉側のみの91km、東京都側のみの113kmコースも用意されています。例年2~3月開催のため、寒さ対策は必須と言えるでしょう。オーバーナイトランを含むため、特に夜は冷え込みが体力を奪います。また、細かくチェックポイント(自身のスマホ等で写真撮影)が設けられており、道を間違わないよう地図を読むスキルも必要です。
この他にも、例えば周回2km程度のコースをぐるぐる走り続け、時間内での走行距離を競う「24時間耐久レース」なども過酷レースの部類に入るでしょう。トレイルランニングまで含めれば、「UTMF(ウルトラ・トレイル・マウント・フジ)」「トランスジャパンアルプスレース」「山口100hag萩往還マラニック大会」などもあります。
チャレンジの末に新しい世界が待っている