ストレッチをする意味と効果とは?
<ストレッチの意味と効果の目次>
ストレッチの意味と効果1.関節可動域を広げ、柔軟性を高める
地道なストレッチで柔軟性を高めてしなやかな身体に
柔軟性が低下すると、筋肉が硬く伸張性が乏しくなり、骨への付着部分や腱の炎症が起こりやすくなり、腰痛や肩こり、関節の痛みなどの整形外科的な問題を引き起こす羽目に。ストレッチにより関節の可動域を広げ、柔軟性を高めることは運動能力の向上だけでなく、健康的な日常生活を送る上で大切なことなのです。
ストレッチの意味と効果2.筋肉の緊張を和らげてケガを予防
筋肉を使ったあとは、丁寧にストレッチでセルフケアをしましょう
- スポーツ中、アクシデントによって起きる捻挫や肉離れ=スポーツ外傷
- 一定動作の繰り返しによって起きる慢性的な痛み=スポーツ傷害
これらの傷害予防と、特に多いといわれている筋肉性の腰痛症には、ストレッチが効果大。通常、筋肉は収縮(力を入れて縮める)と弛緩(力を抜いて緩める)を繰り返しながら歩いたり、走ったり体を動かします。しかし、同じ動作を繰り返して特定部位に負荷を掛けると、その部位の筋肉は、硬い状態になり弾力性を失ってしまいます。硬くなった筋肉は、血管を圧迫し、変形し、老廃物が溜まりやすく、筋肉疲労が取れにくくなります。特に腰背部の筋肉は、疲れが溜まりやすく、腹筋力がない女子などはダル重状態が長引くことも。
運動前のウォームアップとしてのストレッチ(動的ストレッチング)は、関節の可動域を広げ、筋肉に刺激を与え体を動かしやすくしてくれます。また、運動後のクールダウンとしてのストレッチ(静的ストレッチング)は、疲労を和らげ硬くなった筋肉をほぐし、弾性を与え、血液循環を促すことで、疲労回復力を促進させる効果があります。ストレッチングを上手に取り入れて、疲れを残さないようにすることが大切です。
ストレッチの意味と効果3. 血液循環をよくして、疲労回復!
ストレッチで体をほぐしたら、心も軽くなるはず!
ストレッチの意味と効果4. リラックス効果で暴飲暴食をストップ!
ストレスの溜まる時代に生きている私たちは、何かとイライラして、暴飲暴食へ突き進みがちですが、これにもストレッチは効果大なんです。ストレッチした際の感覚刺激が中枢神経に伝えられ、リラックスした状態の副交感神経を優位にしてくれます。今日はなんかイライラする!と思った時には、呼吸に合わせたゆっくりとした静的ストレッチを繰り返せば、「飲んでやる! 食べてやる!」といった攻撃的な気持ちが落ち着いてきます。ストレッチングでストレス知らず、疲れ知らずの体を作りましょう。【関連記事】