上達の道はさんぽの途中できっと見つかる
いまからだって十分間に合います(イラスト 橋本モチチ)
特に狭いステージで言えることですが、勝敗は試合を通じてたくさん塗ったチームが勝つわけではなく、最後の最後により広い面積を自分のインクの色に染めていたチームが勝ちます。ですから、勝っていると思って油断して、最後の30秒くらいで仲間もろともやられたりすると、その隙に一気に塗り替えされて負けてしまうということがあるんですね。狭いステージではその逆転が特に起こりやすくなります。最後の30秒は倒されてはいけない。勝っているのであれば無理に攻める必要もなく、牽制をして相手が動きづらいようにしていればいい、ということでもあります。
さて、初心者の方でも勝てるようになるコツは以上なんですが、塗りだけじゃなくて、やっぱり相手を撃って倒せるようになりたい、多彩な戦略で勝てるようになりたい、ということもありますよね。そんな人の上達法を1つだけお話しておきます。
それは、「さんぽ」です。スプラトゥーンには、試合をせずにマップを自由にあるくさんぽという機能があります。おそらく、ゲームを始めたばかりでこの機能を使う人はとても少ないと思います。しかし、さんぽは上手になるにはとてもいいんですね。
試合を始める前に、さんぽをして、地形を頭に入れておくことはとても力になります。敵陣地に攻めていくルートを確認して、敵の背後をつく道筋を考えたり、ボムを投げて届く場所を調べておいたり、潜みやすい死角、効率の良い塗り方、考えることはいくらでもあります。そしてよくイメージしてからバトルをすれば、うまくいった理由も、うまくいかなかった理由も分かりやすくなって、改善点も見えてきます。この繰り返しでうまくなるんですよね。
スプラトゥーンは1年が経とうとした今でも色あせることなく遊べる傑作シューティングです。今からじゃもう遅いかな、なんて思わずに、ぜひ参戦してみてください。
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