毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の下ごしらえ・保存法

食感まで自由自在!? 新じゃががおいしくなる裏技(2ページ目)

収穫したての新じゃが。そのままでも十分おいしいですが、保存の仕方を変えるだけで、さらに甘みが増すことはご存知ですか? さらに、新じゃがの食感は好みに合わせて、もっちもちにすることも、サックサクにすることもできるのです。新じゃがをもっとおいしくする3つの裏技をご紹介します。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

 
 

裏技2. 加熱してからつぶして「もっちリ感」を味わう!

もっちり新じゃが

常温まで冷ました新じゃがを3分ほどつぶすとこの通り! もっちもち。

収穫したての新じゃがは、加熱してからつぶすと餅みたいに粘ります。おいしいマッシュポテトを作るとき、新じゃがだと粘りすぎるので避けるべきと言われているほどです。これは新じゃがにたっぷり含まれる、でんぷん質のおかげです。

この性質を利用して、もっちりじゃがいも料理を作ってみましょう。使うのは、でんぷん質が多いと言われている男爵やきたあかりなどの粉質な新じゃが! 皮ごと水からゆでて、冷ました新じゃがの皮をむき、常温になるまで冷ましたら、つぶすだけ。5分ほどでお餅みたいになります。(※レンジで加熱すると、でんぷんが壊れてしまうのでお鍋でゆでてください)

フライパンでこんがりと焼き目をつけて!

新じゃがのお焼き

北海道だと、これを餅みたいにまるめて、めんつゆでいただくどったら餅という郷土料理があります。

ここでは、丸めたものをフライパンで焼いて、お焼きを作ってみました。表面をカリッ・中はもちもちの新食感です。丸めるときは、手に油を塗ってから丸めると、手にベタベタがつきません。

 

裏技3. でんぷん質を抜いて「サクサク感」を楽しむ!

千切りの新じゃが

千切りして30分以上水に浸けましょう

でんぷん質の多い新じゃがは、水にさらすことで、でんぷん質が抜けてサクサクの食感になることをご存じでしょうか? 普通のじゃがいもだと、こうはいきません! ボウルにたっぷりの水を張って、千切りにしたじゃがいもを30分ほど浸けておきましょう。でんぷん質が抜けて、サクサクのじゃがいもに!

 


切り新じゃがのサラダ

千切り新じゃがのサラダ。さっぱりとしたドレッシングやレモン汁でいただきます!

サッとゆでてサラダにしたり、太めに切って炒め物や揚げ物にしていただくのがおすすめです。

 

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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