リボン/ドロップダウンメニューの両方を選択できるのは従来どおり

ここまで3つのアプリの強化されたポイントを見てきましたが、画面デザインや操作面での「KINGSOFT Office 2016(WPS Office)」の特徴も簡単にチェックしておきましょう。

まず、画面デザインの点では、右上の[UI切り替え]ボタンで、リボンとドロップダウンメニュー(クラシックインターフェイス)を切り替えられます。「やっばりリボンにはなじめない」という方は、「クラシックインターフェイス」がおすすめです。
 
右上の[UI切り替え]ボタンでインターフェイスを変更できます。変更後はソフトの再起動が必要です

右上の[UI切り替え]ボタンでインターフェイスを変更できます。変更後はソフトの再起動が必要です

 
「クラシックインターフェイス」を選択しました。すでにマイクロソフトのサポートが終了したOffice 2003と同じメニューデザインになります

「クラシックインターフェイス」を選択しました。すでにマイクロソフトのサポートが終了したOffice 2003と同じメニューデザインになります

 

結論:個人利用は問題なし! 企業利用ではMicrosoft Officeとの組み合わせ、使い分けがポイント

KINGSOFT Office 2016(WPS Office)を試用した率直な感想は、「ずいぶんMicrosoft Officeを研究しているなぁ」です。もちろん、細かく見ると違うところもたくさんありますが、全体の仕上がりは、Microsoft Officeに慣れた人でも違和感なく利用できるレベルだと思います。特に、印刷物の作成などを目的にプライベートで利用するだけなら、KINGSOFT Office 2016(WPS Office)で十分でしょう。

ただし、仕事で使うときは注意が必要です。取引先がMicrosoft Officeを利用しているなら、やはりMicrosoft Officeを利用すべきです。KINGSOFT Office 2016(WPS Office)が悪いというわけでなく、Officeソフトは企業間の情報交換の要(かなめ)ですから、そこは削ってはいけないと思うからです。

というわけで、以前の記事「キングソフトオフィス 2013」レビュー と同様に結論を書くと、次のようになります。
 
  • 個人利用、印刷物の作成を目的とした利用……◎
  • 2台目、3台目や家族用パソコンでの利用……◎
  • 会社内でのみ利用し、他社とはやりとりしないファイルの作成……○
  • 他社とやりとりする可能性のあるファイル……△または×
  • マクロを含むファイル(個人利用)……○または△
  • マクロを含むファイル(企業利用)……△または×

なお、KINGSOFT Office 2016(WPS Office)の完成度は確実に上がっています。どうしてもOfficeの互換ソフトとして見られますが、単体のOffice製品として見ても、その完成度はかなりのものだと思います。以下のサイトで、30日間無料で利用できる体験版をダウンロードできますので、ぜひその実力を試してみてください。

KINGSOFT Office 2016(WPS Office)体験版ダウンロード


 

 


 

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。