フランス語

フランス人は見せたがり? フランスのお宅拝見(2ページ目)

フランスでは自宅に招かれる機会が多く、気軽に自宅を見せてくれたりします。お邪魔してみると「お宅拝見ツアー」のはじまり。ときには家中隅々まで見せてくれることもあって、驚くこともしばしば。 じつは自慢して見せたいのかも!? その様子を紹介します。

モワソン 久恵

執筆者:モワソン 久恵

トラベルフランス語ガイド

フランス人は見せたがり?

「えっ!」と驚いてしまうくらい、「お宅拝見ツアー」がディープになっていくこともあります。どうやら"見せたがり"のフランス人は概して少なくないようで、寝室やトイレ、浴室、はたまた棚を取り付けるのに苦労した穴やどこをどう直したかまで、細かいエピソードとともに披露してくれることも。そんなとき、"Ah bon ?"とあいづちを打てると素敵ですね。

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給湯タンクまで見せてくれることも

ちなみに私の経験で、「ここまで見せるか!」と思ったのはタンク。フランスでは、浴室や台所で使うための電気で熱したお湯を溜めておくためのタンク(un balon d’eau chaude / アン バロン ドー ショードゥ)がアパルトマン内に設置されていることが多いです。置かれている場所はいろいろで、台所や浴室内またはその付近、タンク専用の小部屋があるところもあります。水周りにトラブルの多いフランスならではのエピソードかもしれません。

 

コレは一体何ですか?

家の中を隅々まで案内してくださる時には、気になることをどんどん聞いてみると案内にもっと力が入ります。こんな会話からも新しいアイデアが生まれてくることがあるので話は尽きません。

・これはなんですか?
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隅々まで見せてくださるお宅もある


Qu'est-ce que c'est ? (ケ ス ク セ)

・どうやって使うのですか?
Comment l'utilise-t-on ? (コモン ルティリズ トン)

・どうやって動くのですか?
Comment ça marche ? (コモン サ マるシュ)

・どうやって作ったのですか?
Comment l'avez-vous fait ? (コモン ラヴェ ヴ フェ)

・あなた(方)が作ったのですか?
Est ce vous qui avez fabriqué ceci ? (エ ス ヴ キ アヴェ ファブりケ スシ)


気軽に自宅に招待して、家を隅々まで見せてしまうフランス人。意外に気さくでオープンな国民性のようです。


※発音表記は、区別をするために、R の音はひらがなで、L の音はカタカナで表示しています。

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