スキンケア/フランス式美容法

春の不調肌を即レスキュー!フランス流バーム活用術(2ページ目)

実は冬に受けたダメージが肌表面に現れるのが、春先の時期。この時期こそ、丁寧にケアしてお肌を回復させることが大切です。フランス女性のスキンケア、バーム活用術について紹介します。

立神 詩帆

執筆者:立神 詩帆

フランス流美容ガイド

今すぐ取り入れたい「フランス女性のバーム活用術」を4つご紹介します。冬に使いきれなかったバームを、ぜひ活用させましょう!

バーム活用術1 スキンケアの最後に使用!

スキンケアの最後にバームを塗ると、油分の膜がしっかりと蓋をして、水分蒸発を防いで、肌内部の潤いを保ちます。前に塗る化粧水や美容液は、ヒアルロン酸やセラミドなど保湿成分を含んだものを選ぶことをお忘れなく。


バーム活用術2 マッサージに使用

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バーム美容でしっかりダメージを回復させましょう

肌に吸い付くような粘着性を利用して、マッサージクリームとして使用することができます。手の平を滑らすような優しいマッサージはもちろん、ジェルやクリームに比べて手が滑りにくいので、リフトアップやコリをほぐすやや強めのマッサージにも適しています。肌の血行がよくなることで、くすみが消え、正常なターンオーバーを促します。

バーム活用術3 ナイトパックとして使用

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寝ている間に、有効成分が肌に浸透するバームナイトパック

乾燥がひどいときや肌へのダメージが強いときに、オススメなのがナイトパックとしての使用。夜のスキンケアの後、たっぷりのバームを塗って1時間ほど置いたのち、余分な油分をティッシュで優しくふき取りそのまま就寝します。寝ている間に、バームの有効成分が肌に浸透して、朝には元気をとりもどした肌に生まれ変わっているでしょう。

バーム活用術4 クレイタイプのパックに混ぜて使用

フランスで人気なのがクレイタイプのパック。水を使用しないふき取り洗顔が主流のため、毛穴に汚れが溜まりやすく、肌に残った汚れを吸着するクレイパックは欠かせません。肌に優しく、吸着性が高いので、肌の汚れをしっかりと取り除き、肌にハリ・ツヤや滑らかさを与えます。

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肌の汚れを取り除き、ワントーン明るくなるクレイマスクは是非取り入れたいアイテムです

特に人気なのがホワイトカオリンと呼ばれる、フランスのブルターニュ地方などで採れるクレイ。

通常クレイパックは乾くと固まりますが、クレイパックにバームを混ぜるとクリーム状になります。クレイが肌の汚れを吸着し、同時にバームの有効成分が肌に浸透する、優秀なパックに早変わり!

手作り派の方は、粉末状のクレイにバームと精製水を混ぜて、好みの硬さにまで伸ばしてもOKです。フランス女性は、自分の肌の状態や気候に合わせてバームの量を調整して加えて、自分の肌のためだけのパックを作ってケアしているのです。


いかがでしたか?春先にしっかりケアして、冬のダメージを取り除くことが、春夏の美肌につながります。フランス女性が実践しているスキンケアを取り入れて、潤いたっぷりの美しい肌を作りましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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