マッサージ

首のしわに効果的なツボ! 1日1分の首しわケア・解消方法

首のしわのケア方法には顔ツボが効果的。首のしわやたるみがあると、輪郭やデコルテもボヤけてしまいがち。あご周りの筋肉を収縮して動かしたり、むくみを解消することで、美しいデコルテをつくります。首のしわ改善のためにも、あごから首にかけてのツボをケアしましょう。

上田 隆勇

執筆者:上田 隆勇

マッサージガイド

<目次>

首のしわに「顔ツボMAP」がおすすめ!

首のしわを取る、顔ツボMAP。

がんこな首のしわ・たるみを取る、顔ツボMAP。


首のしわは、加齢のほか、あごのあたりの筋力が低下することで、皮膚がたるんで生じることもあるので、あごから首にかけてのツボを集中的にケアしましょう。

二重あごをすっきりさせるのは、あごの真ん中の1.承漿(ショウショウ)、あごの真下の2.上廉泉(カミレンセン)、そのフェイスライン上の先、アゴ(エラ)の筋肉の真ん中にあるのが8.頬車(キョウシャ)

のど仏の上の3.廉泉(レンセン)、そして、むくんだ首をケアするのは、あごの真ん中から1cm外側の4.夾承漿(キョウショウショウ)。鎖骨の上側のキワにある5.欠盆(ケツボン)は、のどの腫れにも効果的。

また、鎖骨上の首筋のくぼみのキワの6.気舎(キシャ)と首筋の太い筋肉ののど仏の高さにある7.強音(キョウオン)は、合わせてつまむようにして刺激していきます。
 

首のしわに効く顔ツボ5ステップ

プロセス1。

ステップ1。のどを押さえながら、あごをつまんで引き上げ。


ステップ1:顔の右側から押していきます。息を吐くときに、押さえたツボを動かすことで筋肉をストレッチするのが基本です。

右手であご先をつまんで「承漿」と「上廉泉」を押さえ、左の人差し指でのど仏の上の「廉泉」を押さえます。左手はそのまま、笑顔で深呼吸しながら、右手であごを持ち上げるように1cmを3秒かけて引き上げ、首のしわをのばします。これを3回リピート。
プロセス2。

ステップ2。左手は鎖骨に。右手は1cm移動。


ステップ2:あごに置いている右の手を1cmほど右にずらし、「夾承漿」を押さえます。左手は鎖骨に移動し、人差し指で乳頭のライン上にある鎖骨上のキワ「欠盆」を押さえます。笑顔で鼻からゆっくり息を吸い、口から息を吐きながらゆっくり上を向き、あごに置いた手で顔を持ち上げながら首のしわをのばします。
プロセス3。

ステップ3。左手はそのまま、右手はフェイスラインを引き上げ。


ステップ3 :今度は、左手を固定したまま、エラの筋肉の真ん中「頬車」までフェイスラインに沿って引き上げます。ステップ2~3を左右3回ずつリピート。
プロセス4。

ステップ4。首筋の筋肉をつかむ。強くつかみすぎないで!


ステップ4:次は、「気舎」と「強音」を、首筋の太い筋肉を両手でつまむようにして押さえ、深呼吸しながら首筋の筋肉を軽くもみます。
プロセス5。

ステップ5。上にある右手の親指側を引き上げ。


ステップ5:下の手は固定したまま、上の手を3秒かけて1cmほど引き上げます。これを左右3回ずつリピート。
 

首のしわのケアと合わせてやりたい「鎖骨周りのリンパケア」

プロセス6。

鎖骨周りのリンパケアで、首のラインをスッキリ。


人差し指と中指で鎖骨を挟み、外側から中心に向かってさすって、マッサージ。左右とも同様におこなって、3回ずつリピート。

鎖骨周りのリンパの流れを促すことで、たるみのないスラリとした首に導きます。

【撮影協力】
撮影/吉井 明 執筆/森本裕美

【衣装協力】
アディダス
アディダスグループお客様窓口コールセンターTEL:0570-033-033

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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