フランス語

ナポレオンもハマった!? フランスの美味しい占い(2ページ目)

クリスマスから40日目にあたる2月2日はChandeleurとよばれる祝日。フランスでは「クレープ」を食べる日として知られています。フランスでのクレープ事情や、クレープに関する語彙などまとめてお勉強してみましょう。

越智 三起子

執筆者:越智 三起子

フランス語ガイド

フランスの定番トッピング(具)ってどんなの?

前ページでご紹介したように、フランスのクレープはgarniture(ガルニチュール/具材)によってsalé(塩辛い)と、sucré(甘い)に分けられます。まずは、定番garnitureに使われるフランス語から拾ってみましょう。

【Sucré】
confiture

ジャムの種類も覚えておこう!


  • Beurre et sucre(ブール エ スュクル/バターと砂糖)
  • Nutella (ニュテラ/チョコレートペースト)
  • Miel(ミエル/はちみつ)
  • Confiture(コンフィチュール/ジャム)
ジャムについては、orange(オロンジュ)、framboise(フランボワーズ/ラズベリー)、fraise(フレーズ/いちご)、abricot(アブリコ/アプリコット)など、自分が好きなものでかまいませんのでフルーツの種類を表す単語も覚えておきましょう。

【Salé】
  • Jambon blanc (ジャンボン ブラン/白(加熱)ハム)
  • Gruyère râpé(グリュイエール ラペ/すりおろされたグリュイエールチーズ)
  • Crème fraîche(クレーム フレッシュ/サワークリーム)
  • Oeufs (ウ/卵)
チーズを表す単語はフランス語ではfromage(フロマージュ)ですが、フランスで調理用に用いられることの多いgruyère(グリュリエールチーズ)は名称として覚えておくと便利です。

クレープ屋さんで覚えておきたいフランス語

フランスのla crêperie (ラ クレプリ/クレープ屋)では、お好みでune galette (ユヌ ガレット)とune crêpe sucrée(ユヌ クレプ スュクレ)を一品ずつ選ぶといったセットメニューが人気です。飲み物としてはle cidre(ル スィードル/りんご酒)が含まれていることが一般的ですので、こうしたセットメニューにもぜひチャレンジしてみてください。

先ほど見たgarnitureに関しての店員さんからの質問としては、Qu’est-ce que vous voulez comme garniture pour votre crêpe ? (ケスク ヴ ヴレ コム ガルニチュール プール ヴォトル クレプ/トッピング(中身)は何になさいますか?)のようなフレーズが予想されます。キーワードのgarnitureを覚えておけばなんとか聞き取れますよね。

後は、クレープ名を見て甘いのか塩辛いのか判断がつかないような場合には、C'est sucré ou salé ? (セ スュクレ ウ サレ?/それは甘いの塩辛いの?)と質問できればバッチリですね。さて、最後になりましたが、crêpeに関する単語としては、おそらくそのものズバリであるcrêpe(クレプ/クレープ)という発音が一番難しいかもしれません。crêpeは一音節の単語ですので、日本語のように「クレープ」と発音してしまうとなかなか聞き取ってもらえません。「クレップ」と素早く一息で言えるよう練習しておきましょう!

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