シャンドルールの日にはクレープを!

クリスマスから40日目にあたる2月2日は Chandeleur(シャンドルール/聖燭祭)よばれるキリスト教の祝日。「シャランドルールの日にクレープを食べないとその年の小麦がダメになる」という言い伝えもあり、この日はフランスでは伝統的に「クレープ」を食べる日として知られています。

またクレープを焼く際、左手にコインを握り、右手でフライパンを持ち、上手にクレープを投げてひっくり返すことができれば、次のChandeleurの日まで幸運に恵まれるとも言われています。フランス皇帝Napoléon (ナポレオン)も挑戦していたという「クレープ占い」、ぜひチャレンジしてみたいですね。とはいえ、la poêle(ラ プワル/フライパン)ならなんとかなりそうですが、縁の浅いla crépière(ラ クレピエ/クレープパン)ですと結構難しいかもしれません。

ガレット?クレープ?フランスのクレープ事情

galette

そば粉のクレープ

フランスで食べられるクレープには、大まかに言うと crêpe sucrée (クレープ スュクレ/甘いクレープ)と呼ばれる砂糖やジャムをトッピングされることが多い小麦粉のクレープ la crêpe froment(ラ クレープ フロマン)と、crêpe salée (クレープ サレ/塩辛いクレープ)と呼ばれる、主として具にハムやチーズを使用するle sarrasin(サラザン/そば粉)を使ったクレープの2種類があります。

このla crêpe sarrasin (ラ クレープ サラザン/そば粉のクレープ)は、一般的にはla galette [ラ ガレット/ガレット] と呼ばれますが、細かい呼称は地方によって異なります。実際のところ、フランス語でgaletteという単語はgâteau rond et plat (丸くて平たいお菓子のことを指しますので、我々日本人が一般的にイメージするそば粉のクレープとは異なるお菓子にも使用されます。例えば、Mont-Saint-Michel(モン サン ミッシェル)のお土産としても有名なガレットクッキーや、1月に食べるGalette des rois(ガレット デ ロワ)といった名称は日本でもお聞きになったことがあるのではないでしょうか。

次ページでは、旅行でも使えるクレープに関するフランス語をお勉強してみましょう。