逆算して睡眠時間を作り出す
逆算して睡眠時間を作り出す!
例えば、起床は7:00、睡眠時間を7時間半取りたい方は、夜23:30には就寝したいですよね。お風呂上り1時間後くらいから、入浴によって上昇した体温が下がってきて眠りにつきやすくなると言われているので、22:30頃にお風呂から上がっていれば良いという計算に。そのためには22:00頃には入浴をスタートしたいですよね。
このような感じで逆算していけば、夜ダラダラとテレビを見たり、ネットサーフィンしたりということも防げるはずです。お食事会などがあるときもダラダラと終電まで残ってしまうということが少なくなりますよね。
CAは毎回フライトが違うので、毎日出社時間が違います。そのためその都度出発時間、起床時間、そこから逆算して就寝時間を割り出しています。これによって不規則な中でも適度な睡眠をキープできているのです。
逆算の習慣が付くと、効率よく時間が使えるようになるという副産物も!
日常生活をスポーツジム化する
日常の中で出来る限り運動を!
しかし運動不足だと逆に身体がなまって、だるく疲れたように感じてしまうケースも多いのです。前述の方法で早寝早起きを習慣にし、適度な運動を取り入れれば、必然的に身体は軽くラクになるはず。
スポーツジムに行く時間がなくても大丈夫!運動は日常生活のルーティンとして習慣化してしまうのが賢い方法。CAは急なスケジュールチェンジも多く、そもそも日本にいる時間も短いので、ジム通いや習い事が難しい面も。でもその分、日常生活の中に運動を組み込む術を、新人時代に教え込まれているのです。
新人時代、訓練所では6階の教室までエレベーターは使用禁止。また、駅でも階段を使うようにと言われていました。さらに授業中は必ず膝を閉じて座っていなければならないので、内ももの筋肉がプルプルしてくるほど鍛えられます。また、背筋もピンと姿勢よくしていなければならないので、自然と腹筋、背筋も鍛えられます。
フライトの際も、必ずみんなで準備体操をしてから業務開始するような流れができています。
この術を身に付ければ、日常生活の場がまるでジムのように!駅では必ず階段を使い、電車の中ではなるべくつり革につかまらずバランスをとる訓練、オフィスでは膝を閉じ内ももの筋トレ、信号待ちの時はここぞとばかりお腹に力を入れ筋トレ、歯磨きの時はかかとの上下運動、などなど、日常生活の中で時間をかけずにできることは無限にあります。これでジムに行くお金と時間が浮いて、さらに健康貯金ができていると思えば嬉しいですよね。
新しい一年の幕開けである1月は生活習慣を見直す絶好のタイミング。光のコントロール、逆算術、運動のルーティン化で、健康的な生活習慣を手に入れてください。