愛情を長続きさせる姿勢・仕草テクニック
女子ならではのしぐさにドキッ!
それは、自然なことではありますが、たまには、交際当初のようなドキドキする気持ちになり、更に愛を深めるきっかけとなりたいものです。そこで活用したいのが、姿勢・仕草です。
イギリスの動物行動学者のデズモンド・モリスによると、人間を含めた「動物」というのは姿勢・仕草からメッセージを発していて、それを「非言語的コミュニケーション」と言います。そして、それは仲を深める際に有効な役割を果たすこともあるそうです。つまり、愛情を深める手段の一つとして、姿勢・仕草が活かせるということが動物行動学で証明されているのです。
長く付き合っているカップルや夫婦は、この「非言語的コミュニケーション」を有効に活用し、愛情を深めませんか。もちろん、出会ったばかりの男女や初々しいカップルでも活用できますよ。
さっそく、姿勢・仕草で愛情を深める3つの方法をご紹介します。
今回はガイドが10代から40代の男性100 人に伺った「女性のスキな仕草、キライな仕草」というアンケートに、ガイドが動物行動学の目線と、姿勢・仕草の専門家としての解説を加えていきます。
・姿勢には、その姿すべて(佇まい)が含まれます。
・カッコ内は補足とガイドの解説をまじえたものです。
その1.無邪気な可愛さとセクシーさを日常の仕草に取り入れる
手入れの行き届いた髪は、美しさとセクシーさに加え、日常生活の品のよさまでうかがわせます。
日常動作である姿勢仕草は、日々の過ごし方がダイレクトに顕れます。男性は、どんな姿勢・仕草に好感を持つのでしょうか。
【男性に聞いたスキな女性の姿勢・仕草】
- 笑顔
- ご飯をおいしそうに食べる仕草・表情
- リップをひいている時の口元
- 袖や服の一部をつまむ仕草
- 髪を束ねる、かきあげる仕草(香るシャンプーの香りもいい)
- 脚を組みかえる仕草(ちらっと見えるモモ)
- 軽いボディータッチ
- うなじが見える姿勢
- 後ろ姿(ヒップラインが強調される姿勢)
- しゃがむ仕草と、そのときのボディーライン(つまり、ヒップ・バストなど……これは少々性的な目線ですね!)
解説! 好感度仕草は、「エロ」と「カワイイ」が混在
好感度仕草を大きく分けると、「エロイ」の姿勢・仕草と「カワイイ」姿勢・仕草といった2つのタイプに分かれるようです。世間では草食系男子が多いと言われていますが、アンケート結果としては、性的な……つまり「エロ」目線の肉食系男子の意見も多く寄せられましたように思います。正直、女性の目線でアンケート結果をみると、「なんでその姿勢・仕草?」と思うものもチラホラ。男性が感じる好感度と異なることがよくわかりますね。
動物行動学的に考えると、ヒップやバストを強調するような「エロ」に関する姿勢・仕草」は動物としての生殖本能に働きかけるもの。笑顔や食事中の表情などの「カワイイ」姿勢・仕草は、どちらかというと心を許している気持ちが伝わることでの癒しの作用があると言えて、方向性が違います。つまり、男性のカラダの状態や精神状態、相手(女性)に期待する事柄によって、「好感度が上がる姿勢・仕草」も変化する可能性があるといえます。
では、自分のパートナーはどちらを求めているのでしょうか。もし迷ってしまったら、より汎用性の高いものをセレクト。たとえば、男女関係なく、笑顔が嫌いな人はいません。愛情を深める関係を継続させるためにも、たまには、まずは、笑顔でいることからスタートしてみましょう。
その2.夫やカレが幻滅する「だらしない」仕草は避ける
日常の姿勢・仕草で、恋愛どころか人格まで否定されたら損!
パートナーがスキな仕草をするだけではなく、相手が嫌いな仕草の傾向を知り、その仕草を行わないようにするのも重要なことです。
下記に、20代~40代の男性100人にきいた「女性のキライな姿勢・仕草」をご紹介しますのでご参考になさってください。
【男性に聞いた女性のキライな姿勢・仕草】
- 足元がだらしない(汚い靴、やぶけたタイツ)
- 不潔な指先(ネイルがはがれているのと、派手過ぎるネイルは同等の悪評価)
- 足音がうるさい(実は、歩き方に問題があるかも)
- 上目使い(狙われているようで怖い)
- 食事マナーの悪い仕草(食べ物を残す、食べながら話す)
- 話し中に、スマホをいじる
- 声が大きい
- 大きな身振り、手振り
- 無表情
- ボソボソしゃべり(声が小さすぎて聞き取りにくい)
- 猫背
解説! 姿勢・仕草から醸し出す「生活態度」と「人格」に注意
上記の姿勢・仕草は同性からみても好感を持ちにくいものが多くありました。上記の「キライな姿勢・仕草」の多くは、大きく2つに分類できるのではないでしょうか。
1つ目は、だらしない生活感を感じる「生活態度系」。2つ目は、無表情やボソボソしゃべりなどの「人格系」。あなたの性格や日常生活までをも連想させ、悪印象にしてしまう姿勢・仕草は、出来るならば早めに改善したいものです。
しかし、「人格系」の姿勢・仕草は、マナーなどと違って、心理的要因や幼少期の人格形成も影響していることもありますので、自分で直すのは難しいと思われるかもしれません。
……でも、実は簡単に改善できる方法があるんです。次のページへ!