糖質&カロリーフリー こんにゃく麺 海そう麺
低糖質麺の定番と言えば、こんにゃく麺。細く麺のような形をした「しらたき」を麺の代わりに使う方法から、スープや具もセットになったこんにゃく麺まで、色々な種類があります。最近はこんにゃくに「おから」や「豆乳」を混ぜ込んだタイプも登場しています。海草麺は、こんぶ麺・わかめ麺など、海草を使って麺状に加工した製品です。ところてんや寒天麺(糸寒天)も海草麺の仲間と言えます。
こんにゃく麺 海そう麺の特徴は、なんといっても「低糖質+低カロリー」ということ。また、ミネラル分が豊富です。一方で、プリプリ・ぷちぷちとした食感もあり、「小麦粉麺とは別物」と割り切ることも必要かもしれません。
また、長時間の加熱によって溶けたり、切れやすくなるものが多いので、短時間の加熱か冷たいメニューで食べるのがおすすめです。
■こんにゃく麺
・しらたき、乾燥しらたき(ゼンパスタ) 糖質0g
スーパーなどで手軽に入手できる。しらたきレシピ本も出版されている。
・こんにゃくパスタ、こんにゃくラーメンなど 糖質0g
しらたきの臭みを減らしたり、食べやすい長さにして、ダイエット麺として販売されている。麺単体ではなく、調味料もセットになっていることが多い。
・糖質0g麺(紀文食品) 糖質0g
おからとこんにゃくで作ったゆで麺タイプ。しらたきとは全く違った食感で、やわらかめの乾麺を食べているような美味しさ。水ですすぐだけで食べられる手軽さに加え、カロリーもたったの30kcal。
・ところてん、糸寒天 糖質0g
テングサから作られる海藻麺。食物繊維が豊富。加熱すると溶けてしまうので、冷やす~常温での調理に向いている。
・わかめ麺、こんぶ麺(糖質制限.com) 1食(70g)あたり糖質0.7g
食物繊維に加えて、カルシウムなどの海のミネラルが豊富な海藻麺。こんにゃく麺のような強い弾力はなく、春雨などに近い食感。ところてんと違い加熱しても溶けないため、温かい料理にも使える。
さかな麺
製品は多くありませんが、さかな麺(魚そうめん、魚うどんなど)があります。魚のすり身で作られるので、「麺状のかまぼこ」というとイメージしやすいかもしれません。低糖質にこだわった製品もありますが、基本的には郷土料理や季節料理として作られてきたものです。つなぎとしてデンプンが使われたり、味付けに砂糖が使われたりしています。とはいえ、糖質量は小麦粉麺より低く抑えられています。
・さかな麺(低糖工房) 1食(120g)あたり糖質4.1g
スケトウダラのすり身を贅沢に使った冷凍さかな麺。味・食感ともに小麦麺とは違うが、旨味がつよく、和食や鍋料理に合う。冷凍されることで麺の弾力が増し、かまぼこよりも噛み応えのある食感になっている。