ストレス/人間関係・人付き合いのストレス

相手の好意が返ってくる!お歳暮&プレゼント大作戦

気持ちの行き違いから微妙な関係になってしまった人とは、今年中に関係を修復しておきましょう。仲直りのきっかけづくりに、お歳暮やクリスマスプレゼントを上手に役立てるコツをお伝えします。

大美賀 直子

大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

メンタルケア・コンサルタント。公認心理師、精神保健福祉士、産業カウンセラーの資格を持ち、カウンセラー、作家、セミナー講師として活動する。現代人を悩ませるストレスに関する基礎知識と対処法を解説。ストレスマネジメントやメンタルケアに関する著書・監修多数。

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微妙になってしまった関係が思い起こされる年末……

プレゼント

なくすには惜しいあの人にこそ、お歳暮やクリスマスプレゼントを贈ろう

暮れの準備を考えるこの時期には、今年中に交流のあったあの人、この人への思いが募るもの。なかでも、気持ちの行き違いから微妙な関係になってしまった相手のことは、「暮れのあいさつもせずに、年を越していいものかしら」と、モヤモヤ考えてしまうのではないでしょうか?

距離を置いてもいいと思える相手であれば、特にアクションを起こす必要はないかもしれません。でも、「なくすには、ちょっと惜しい」「機会があれば仲直りしたい」という思いが少しでもあるのなら、年末こそ関係修復のチャンスです。

年末には、お歳暮、クリスマスプレゼントなど、関係修復のきっかけになるさまざまな機会があります。この時期ならではの「ごあいさつ」と称して、相手に「好意」の気持ちを伝えてみませんか?

「好意」を向ければ、「好意」が返ってくる!?

自分から好意の気持ちを示せば、相手も好意を返したくなるもの――。これは「好意の返報性」と呼ばれる心理です。多少、微妙な関係になってしまった後でも、相手の方から親切を向けられれば、自分もその気持ちに応えようと、自然に親切を返したくなるものなのです。

逆に、相手から敵意を向けられたり、軽視されたりすると、「嫌悪の返報性」の心理が働き、自分も相手に敵意を向けたくなったり、軽視したくなったりしてしまうものです。だからこそ、わだかまりに乗じて、いたずらに相手を傷つける言葉を向けたりするのはマイナスです。相手に冷たい態度を向ければ、相手も同じ態度で応酬し、関係性は悪循環に陥ってしまいます。

こうした関係の悪化を避けるためにも、お歳暮やクリスマスにかこつけて、ちょっとしたプレゼントを贈ってみませんか? 次のページでは、相手の心に響くプレゼント選びのヒントをお伝えしましょう。

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