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フリーデマン・フォーゲル インタビュー!(3ページ目)

シュツットガルト・バレエ団が、この冬3年ぶり10度目の来日を実現! 『ロミオとジュリエット』と『オネーギン』全3幕、そして豪華ガラ公演『シュツットガルトの奇跡』を披露します。ここでは、同団プリンシパルであり日本でも絶大な人気を誇るフリーデマン・フォーゲルにインタビュー! 来日公演への意気込みをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

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ジョン・クランコ版『ロミオとジュリエット』全3幕では、定評あるロミオ役を演じます。

フォーゲル>2005年の日本公演が僕にとってのロミオデビューです。なので、ロミオ=日本というイメージがありますね。あのときの日本ツアーでとても温かい拍手を贈っていただいたので、思い出深いデビューになりました。

一年半ほど前にアリーナ・コジョカルとマクミランバージョンのロミオデビューをしましたが、やはりクランコ作品は僕にとって特別です。そういった意味でも、今回日本でオネーギンデビューができるのは非常に嬉しいし、日本で再びロミオを演じられるのをとても楽しみにしています。オネーギン役からロミオ役への切り替えは問題ないですね。時代背景も音楽も全く違うので、戸惑うことはないと思います。

メンタル的な準備の面では、オネーギンよりロミオの方が気はラクです。ロミオは年も若く、将来や過去ではなく今を生きている若者なので、精神的負担の少ない役だと思います。劇場に入って、衣裳を着てロミオになり、今を生きればいいという役との向き合い方です。ロミオ役はもうかなり何度も踊って経験を積んでいますが、まだいきいきとしたフレッシュな表現で踊ることができると思います。

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『ロミオとジュリエット』 (C)Stuttgart Ballet



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