特に、Windows 8がリリースされた当時に、同時発売されたノートパソコン、タブレットに関しては、10の方が大幅に機能アップしていますので、アップグレードのメリットは大きくなります。また、アップグレード後一か月以内であれば旧バージョンに戻すことが可能です。8の場合は、USBメモリーに回復ドライブを作成しておけば、初期化もできます。
そこで、今回は、正式にWindows 10への対応を発表していない、Windows 8搭載のレノボの8インチタブレット「Miix 2 8」にてアップグレードを実施してみました。
「Miix 2 8」は8インチという小型ながらも、Windows 8が動く人気タブレットでした。動作速度はそんなに速くありませんが、通常利用であれば特にストレスなく利用できる機種です。Windows 10にアップグレードすることで、さらに使いやすくなることを期待しましょう!
Windows 10へのアップグレードを開始
Windows 10のアップグレードに関しては、Windows Updateにて予約を実施することで実現します。ですが、今回の「Miix 2 8」には、なかなかアップグレードの通知が来なかったため、手動のアップグレードを行いました。その手順をご紹介しましょう。まず、マイクロソフトのメディアクリエイションツールをダウンロードします。
アップグレードを実施しましたが、途中でエラーが出てしまいました。ディスクの空き容量が2GB程度しか空いていなかったのが原因のようです。そこで、ディスクのファイル削除を行い、空き容量を7GB程度にして実施したところ、順調にアップグレードが進みました。
Windows 10の運用に関して
「Miix 2 8」でWindows 10を利用した感想としては、動作速度に関してはWindows 8と同等、もしくは、ちょっと遅いかな、という感じです。とはいえ、タブレットのモード切り替えなども軽快で、問題なく利用できていますす。今回は、メーカーで正式対応をしていないタブレットのアップグレードを実施しました。トラブルが発生する可能性もありますが、ユーザーとしては、アップグレードで使い勝手が向上するのであれば、実施する価値はあると思われます。