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マリーヤ・アレクサンドロワ インタビュー!(4ページ目)

セルゲイ・フィーリン襲撃事件を取り上げた映画『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』。史上初、ボリショイ内部にカメラが潜入! 事件の真相と劇場の闇に迫ります。ここでは、出演者のひとり、ボリショイ・バレエ プリンシパルのマリーヤ・アレクサンドロワにインタビュー! 映画出演の経緯と事件についてお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

バレエガイド

劇中では、怪我を経て2014年にマッツ・エック振付作『アパルトマン』で復帰を果たす姿が映し出されています。

アレクサンドロワ>2013年の公演中にアキレス腱を断絶しました。女性ダンサーとしては珍しい怪我で、とても大変ではありましたが、今ではすっかり良くなりました。怪我で7ヶ月間舞台を休みましたが、アキレス腱の怪我にしてはかなり短い期間と言えるでしょう。『アパルトマン』は、怪我から復帰を果たした、私にとっては特別な作品です。

手術は大変上手くいき、その後の治療も非常に早く進みました。まず最初の一ヶ月はギブス生活で、二ヶ月目はかかとの高い特別なブーツを履いて過ごし、その後の二週間はかかとを少しずつ下ろして足を馴らしていきました。本当に大変な時期はそこからで、最初は歩くことすらできませんでした。

10cmも縫いましたから、普通はこういう怪我をすると肌の色が変わったり跡ができたりと見た目にもわかるものですが、私の場合はそういうこともなく外から見ればすごく上手くいったと思います。ただ実際のリハビリは非常に辛いものでした。

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