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第14回世界バレエフェスティバル開幕!(3ページ目)

バレエ・ファン待望、三年に一度のバレエの祭典『世界バレエフェスティバル』が遂に開幕。世界各地からトップダンサーが東京に集い、二週間に渡り豪華ステージを繰り広げます。ここでは、幕開けを迎えたステージの模様と、スター・ダンサーたちの声をお届けします!

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

バレエガイド

 

第 2 部

『アザー・ダンス』
振付:ジェローム・ロビンズ/音楽:フレデリック・ショパン
出演:アマンディーヌ・アルビッソン、マチュー・ガニオ

パリ・オペラ座バレエ団エトワールのマチュー・ガニオと、2014年3月にエトワールに昇進したアマンディーヌ・アルビッソンのペア。『世界バレエフェスティバル』のため『アザー・ダンス』を練習してきたというふたり。今回が初登場のアルビッソンは、美しい甲を持つオペラ座らしいバレリーナ。マチューの母ドミニク・カルフーニ、父のデニス・ガニオもかつては『世界バレエフェスティバル』で踊った往年のスター・ダンサー。何とも感慨深いものがあります。

>ダンサーズ・コメント
初日ステージを終えたばかりのアルビッソンに、メッセージをいただきました!
アルビッソン「世界バレエフェスティバルは大切な存在です。というのも、このフェスは皆から大変リスペクトされている伝説的なイベントだからです。世界中のスターが一同に集まる、とても素晴らしい催しです。初めての世界バレエフェスティバルの舞台は本当にエキサイティングでした。喜びと、もちろんプレッシャーもありました。日本のお客様をがっかりさせたくないと思っていましたので、無事パフォーマンを終えることができとても嬉しいです


『マンフレッド』
振付:ルドルフ・ヌレエフ/音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:マチアス・エイマン

パリ・オペラ座バレエ団エトワールのマチアス・エイマンは意外にも今回が初登場。ペアを組む予定だったウルド=ブラームがケガのため降板し、急遽ソロを踊ることに。しかし、高評価を耳にしていたエイマンの『マンフレッド』を観ることができたのは嬉しいハプニング。


『ジゼル』
振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー/音楽:アドルフ・アダン
出演:サラ・ラム、ワディム・ムンタギロフ

初登場のサラ・ラムと、ワディム・ムンタギロフの英国ロイヤル・バレエ団ペア。ムンタギロフは日本での公演も多くお馴染みのところ。ジゼルの繊細な演技と浮遊感、ムンタギロフが表現する苦悩のアルブレヒトと、古典の醍醐味を大いに堪能。

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ジゼル (C)Kiyonori Hasegawa


『ライモンダ』より第 3 幕のパ・ド・ドゥ
振付:ユーリー・グリゴローヴィチ(プティパに基づく)/音楽:アレクサンドル・グラズノフ
出演:マリーヤ・アレクサンドロワ、ウラディスラフ・ラントラートフ

ボリショイ・バレエ プリンシパルのマリーヤ・アレクサンドロワと、ウラディスラフ・ラントラートフのロシアペア。今年9月公開の映画『ボリショイ・バビロン』では怪我で休演を余儀なくされた旨を語っていたアレクサンドロワ、女王の貫禄で完全復活した模様。


 

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