三年に一度のバレエの祭典『世界バレエフェスティバル』遂に開幕!
今年で第14回目の開催を迎える『世界バレエフェスティバル』。第一回開催は1976年のこと。以来、三年に一度、世界最高峰のスターが東京に集結。華麗な技の競演を繰り広げ、数々の名シーンを生み出してきました。1976年の第一回開催時、マーゴ・フォンテイン、マイヤ・プリセツカヤ、アリシア・アロンソがひとつ舞台に立ったのはもはやバレエ界伝説の出来事。また1982年の第三回開催時にジョルジュ・ドンが踊った『ボレロ』も歴史的ステージとして語り継がれています。
往年のスター・ダンサーから旬のダンサー、そして新進ダンサーまで、幅広いキャスティングも『世界バレエフェスティバル』ならでは。
これまで、マリシア・ハイデ、エヴァ・エフドキモワ、フェルナンド・ブフォネス、シンシア・ハーヴェイ、モニク・ルディエール、パトリック・デュポン、ドミニク・カルフーニ、リチャード・クラガン、ニコラ・ル・リッシュ、マリ=クロード・ピエトラガラ、ジル・ロマン、イヴリン・ハート、アレッサンドラ・フェリ、ジョゼ・マルティネス、セルゲイ・フィーリン、シルヴィ・ギエム……などなど、各時代のトップダンサーが登場。その数、総勢200名以上。
世界を見回してもこれほど豪華なガラはなく、今や『世界バレエフェスティバル』はダンサーたちにとっても憧れのステージに。自薦他薦の売り込みも数多く、参加を断るのに苦労しているほどだそう。
世界のトップスターに、初登場組も続々登場!
今回の出演者は約40名。うち初登場組として、
アマンディーヌ・アルビッソン(パリ・オペラ座バレエ団)
サラ・ラム(英国ロイヤル・バレエ団)
アンナ・ラウデール(ハンブルク・バレエ)
オシール・グネーオ(ノルウェー国立バレエ団)
マチアス・エイマン(パリ・オペラ座バレエ団)
ダニーラ・コルスンツェフ(マリインスキー・バレエ)
ウラディスラフ・ラントラートフ(ボリショイ・バレエ)
アルバン・レンドルフ(デンマーク・ロイヤル・バレエ団/イングリッシュ・ナショナル・バレエ ゲスト)
エルヴェ・モロー(パリ・オペラ座バレエ団)
ワディム・ムンタギロフ(英国ロイヤル・バレエ団)
エドウィン・レヴァツォフ(ハンブルク・バレエ)
らが、新たに仲間入りを果たしています。
第14回世界バレエフェスティバル (C)Kiyonori Hasegawa
二週間余りに渡って繰り広げられる『世界バレエフェスティバル』。
次ページでは、遂に開幕を迎えた初日ステージの模様と、ダンサーたちのコメントをお届けします!