不用品処分術! チャッカマンの捨て方は?
一人暮らしの「これはどうやって捨てたらいいの?」を解決します
そこで今回は捨てるのに困るものをピックアップ。詳しい捨て方やリサイクルの方法を紹介します。
<目次>
ゴミ捨ての基本ルール
ゴミ捨てのルールは、お住まいの地域によって異なります。まずは自治体のホームページやパンフレットを確認しましょう。また、住宅ごとに独自のルールがある場合もあります。管理会社や大家さんに確認してください。この記事では分別や処分の基本的な方法を紹介してきますが、地域や住宅のルールを優先するようにしてください。ゴミ捨ての基本については『一人暮らしのスマートゴミ捨て術』により詳しくまとめてありますので、ぜひ併せてご覧ください。
瓶・缶・ペットボトルの捨て方
瓶についているキャップやラベルも、できるだけ分別して捨てましょう
瓶や缶、ペットボトルについているキャップやラベルなどは外したり、はがしたりしてから捨てます。取り方などが記載されていることも多いので、確認しましょう。どうしても外せない場合はつけたまま捨てることができます。
■中身をよく洗う
中の汚れがは水ですすぎ、「瓶」「缶」「ペットボトル」などに分別して捨てます。油や塗料、マニュキアなど洗っても落ちないものはリサイクルできないため、「不燃ゴミ」で捨てます。
刃物・割れ物の捨て方
刃物は作業する人に危険が及ばないよう処理してから捨てましょう
カッターやナイフ、包丁などの刃物、ガラスや陶器などの割れ物を捨てるときは、新聞紙や布などでくるみ、ガムテープなどで取れないように覆います。
■「危険」「刃物」「割れ物」と記載
作業員が怪我をしないように「危険」「刃物」「割れ物」などと目につくように書き、「不燃ゴミ」として捨てます。
電池の捨て方
電池はリサイクルされます。できるだけゴミではない形で回収してもらいましょう
分別方法は自治体によって異なります。
■ボタン電池・小型充電式電池は電気店で回収
ボタン電池・小型充電式電池は電気店等で回収を行っています。『ボタン電池回収協力店の検索』『小型充電式電池リサイクル店の検索』で近くの店舗を検索することができます。
スプレー缶の捨て方
スプレー缶の中身を出すときは、火気のないところで行いましょう
爆発等を引き起こし危険なので、スプレー缶の中身は必ず出し切って捨てます。風通しのよい屋外(火気のない場所)で行いましょう。においが気になるときは、ビニール袋の中に新聞紙などを入れて吹き付けるといいです。
■「危険」「スプレー缶」と記載
作業員が怪我をしないように「危険」「スプレー缶」などと目につくように書き、「不燃ゴミ」として捨てます。
■穴開けは危険なので注意!
ごく一部の地域ではスプレー缶に穴を開け、ガスを抜ききってから捨てるよう求められる場合があります。ただし、スプレー缶の穴開けによる事故が多発しているため、作業は十分に注意が必要です。不安なときは購入したメーカーに問い合わせてみましょう。
ライター・チャッカマンの捨て方
ライターやチャッカマンは火がつかないように注意しながら、ガスを出し切ります
火器のない屋外で、ガスを使い切ってから捨てます。着火レバーを火のついていない状態で、テープで固定します。半日以上置き、火が着かないことを確認してから、「不燃ゴミ」で捨てます。
化粧品の捨て方
化粧品は中身と容器を分別します。排水溝やトイレには流さないで
化粧品はクリーム状、液体、固形など様々なものがありますが、どれもできるだけ容器から中身を出します。新聞紙や布にくるんだり、牛乳パックやビニール袋に入れた新聞紙や布に染みこませた上で、「可燃ゴミ」で捨てます。ただし、フタが開かなくなってしまったり、固まって分別できなくなってしまったものは「不燃ゴミ」で捨てます。
なお、洗面台に流すのはNG。化粧品の油分が固まって排水溝が詰まってしまう危険性があります。
■汚れを落とす
容器の汚れは水でさっと流し、自治体の分別に併せて捨てます。汚れが落ちない容器は「不燃ゴミ」で捨てます。
保冷剤の捨て方
どんどん増えてしまいやすい保冷剤。可燃ゴミで捨てられます
保冷剤は中身を出さずに「可燃ゴミ」で捨てられる地域がほとんどです。中身をトイレや洗面台に流すと、固まってしまうことがあるので、やめましょう。
ガーデニング用土の捨て方
土は簡単に捨てられません。ガーデニングを始めるときは気をつけておいて
土や砂、石は自然物でゴミとは見なされないため、自治体では通常回収されないことがほとんどです。自治体のゴミ処理の相談窓口に問い合わせてみましょう。また、引き取りをしている業者やホームセンターもあるので、調べて見ましょう。
洋服の捨て方
捨てるのがモッタイナイ洋服は古着としてリサイクルを
傷んだり汚れたりした洋服は、チャックや金具等を外して分別し、「可燃ゴミ」として処分しますが、まだ着られるものは自治体でも回収している地域が多くあります。古着としてリサイクルされるので、調べてみましょう。
■メーカーで回収
ユニクロや無印良品は、自社製品であれば無料での引き取りを実施しています。また、H&Mでは他社製品も含め、古着の回収を行っており、店舗まで持っていくと、3000円以上の買い物で使える500円チケットがもらえます。
布団の捨て方
布団は粗大ゴミです。収集日が決まっていたり、料金がかかることもあるので、確認しましょう
布団の素材は可燃ゴミにあたるものですが、大きいため「粗大ゴミ」として回収する地域がほとんどです。一部リサイクルを行っている自治体もあるので、調べてみましょう。
■メーカーでリサイクル
布団メーカーによっては対象商品を購入した場合に限りますが、要らなくなった布団の回収とリサイクルを行っています。
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