北海道ガーデンショー2015大雪

パンフレット

北海道ガーデンショー2015パンフレット

「北海道ガーデンショー2015大雪」は、「神々が遊ぶ庭=カムイミンタラ」と称される大雪山系の石狩川流域にある大雪山国立公園、上川町・大雪 森のガーデン、そして前ページでご紹介した旭川市・上野ファームの3箇所をメイン会場に開催される、大規模なガーデンイベントです。

開催期間:2015年5月30日~10月4日まで
入園料
・大雪 森のガーデン1500円、中学生以下無料
・上野ファーム800円、小学生以下無料
・大雪山国立公園 黒岳ロープウェイ往復1950円、小学生往復1000円
・大雪 森のガーデンと上野ファーム共通チケット2000円
(※団体など各種割引については各施設へお問い合わせください。)
北海道ガーデンショー2015大雪 ホームページ
層雲峡の寄せ植え

層雲峡のロープウエイ乗り場にも可愛い寄せ植えが

今回はハイシーズンの北海道ガーデンと、このガーデンショーを目的に出かけたのですが、今年は北海道帯広でも35度の猛暑日を記録したニュースを耳にしたので、戦々恐々としながら出かけました。
滞在中はありがたいことに猛暑には見舞われませんでしたが、ガーデンショーの開催地である大雪では、むしろ寒いくらいの気温となりました。天気予報だけでなく、調節可能な衣類でお越しくださいね!

◆大雪 森のガーデン
森のガーデン入り口

大雪 森のガーデン入り口

ここからはメイン会場の一つ、「森のガーデン」をご紹介しましょう。この会場は16.7ヘクタール(約5万坪)の敷地を5つのテーマに基づく「森の花園」と、7つのテーマガーデン「森の迎賓館」で構成した「おもてなしの庭」になっています。
ガイドが訪れた時にも会場内では生演奏の音楽が奏でられ、デッキチェアに座って木々の間を通る風を感じながらゆったりとした一時を楽しめるような雰囲気になっていました。

また会場内には牧野 研造氏による「ドレスガーデン カンテ」、リム・イン・チョング氏(マレーシア)による「Journey of Life(人生の旅路)」、インビジブル・デザインズ・ラボによる「森の木琴」の3つの招待作品と、6つのコンペティションガーデンがあり、ガーデンデザイナーだけでなく様々なジャンルのデザイナーによるガーデン展示がされています。
「山宴 sanen」

コンペティションガーデンより「山宴 sanen」

「山宴 sanen」と題されたこちらの作品は、関西造園土木株式会社の大谷芽衣子氏によるもの。山の神が水のテーブルをはさんで対話する姿が表現されています。

「JOUR DE FETEundefined祝祭の日」

「JOUR DE FETE 祝祭の日」

右は、フランス・シャヴノーオオハシ アーキテクトの大橋優子氏&アロルド・シャヴノー氏による「JOUR DE FETE 祝祭の日」と題された作品。
森の中に浮かぶたくさんのミラーバルーンに、周囲の木々と一緒にバルーンを見上げる人たちの姿も映っているのがおわかりになるでしょうか。

 

「Journey of Life(人生の旅路)」

「Journey of Life(人生の旅路)」から

「Journey of Life(人生の旅路)」は母親の胎内から生まれ落ち、やがて歳を重ねて最後には荼毘に付されるまでを庭の植栽で表現しています。

ドレスガーデン カンテ

この日は、花の植え替え直前だった

右はパンフレットにも用いられている、「ドレスガーデン カンテ」です。カンテ(KANTE)とは、スキージャンプ競技に使われる踏切台の先端のこと。スキージャンプで有名な上川町で開催するショーならではの演出ですね。
ここに立つとまるで花のドレスをまとったようになり、そのまま風に乗って飛び立っていけるような気分になります。手を広げたタイタニック風のポーズをとってのフォトスポットとしても人気です。

本ショーは10月4日まで開催されていますので、いまから計画を立ててもまだ大丈夫!ガイドは本会場で、金沢21世紀美術館「緑の橋」などを手がけたパトリック・ブラン氏の「バーティカルガーデン(垂直庭園)」のセミナーに参加しましたが、9月25~ 27日にはイギリスの名園グレート・ディクスターのヘッドガードナー、ファーガス・ガレット氏のセミナーもありますので、ガーデナーの方はこちらも要チェックですよ!

花と美しい庭に会いに行く北海道旅行

「風のガーデン」より

「風のガーデン」より

さて、今回の花と庭をキーワードにした北海道はいかがでしたでしょう?
本記事ではご紹介できませんでしたが、北海道はオープンガーデンも盛んな地です。毎年発行される北海道のオープンガーデン冊子「OPEN GARDENS of HOKKAIDO」には、なんと190軒(2015年)ものオープンガーデン情報が掲載されています。
また北海道の花緑文化を発信する「花新聞ほっかいどう」や 「MyLoFE(まいろふえ)」といった情報誌が成り立っていることからみても、北海道が日本におけるガーデニング先進地といわれることにご納得いただけるでしょう。
これからは、「花と美しい庭に会いに行く北海道旅行」もメジャーになりそうですね!


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