コタキナバル/コタキナバルの観光・アクティビティ

色鮮やか!熱帯コタキナバルのローカルフルーツ大図鑑

赤道に近く熱帯に位置するコタキナバルではトロピカルフルーツも豊富。日本でも人気のフルーツもあればなかなかお目にかかれない珍しいものも沢山あります。コタキナバルに来たらぜひ食べてみたい珍しい果物たちをご紹介します。

今村 志帆

執筆者:今村 志帆

コタキナバルガイド

コタキナバルのフルーツシーズン

果物市場

キナバル公園近くの果物市場。カラフルなトロピカルフルーツは見るだけでもワクワク!

コタキナバルは熱帯のフルーツ天国! 常夏なので一年中トロピカルフルーツが食べられるのでは?と思われるかもしれませんが、実はフルーツのシーズンがあり、毎年7月~9月頃と12月~1月頃がドリアンを筆頭に果物の種類が豊富な時期。この時期にコタキナバルに来られる方は美味しいフルーツを食べられる可能性大です。

旅行中のフルーツとの出会いを最大限楽しんでいただくために、今回は珍しくて美味しいコタキナバルのフルーツたちを紹介していきます。

ドリアン(Durian)

ドリアン

その強烈な匂いのためホテルには持ち込み禁止。屋台で買ってその場で割ってもらって食べましょう。

「フルーツの王様」と呼ばれるドリアン、実はマレー半島やボルネオ島が原産地。名前もマレー語の「Duri=とげ」から来ています。クリーミーな果肉と独特な匂いで好き嫌いは分かれますが、王様の名にふさわしい存在感。シーズンになると市内のあちこちにドリアン屋台が並びます。

通常ドリアンといえば白や黄味がかったクリーム色の果肉ですが、ボルネオ産のものでは野生種に近い赤やオレンジ色の果肉の小ぶりなドリアンも存在します。このタイプは街で見かけることはレアで、田舎の方に行くほど遭遇率が上がります。

マンゴスチン(Mangosteen / Manggis)

マンゴスチン

皮が柔らかくて指で簡単に割れるのが新鮮なマンゴスチン。買うときには試食させてもらって痛んでいないかチェックしましょう。

こちらは「フルーツの女王」マンゴスチン。品の良い甘さとジューシーな食感で、クセの強いドリアンとは対照的に万人受けする果物です。手で簡単に割れますが、皮から出る赤い汁が服につくと取れなくなるので注意。部屋を汚すといけないので持ち込みを禁止しているホテルも少なくありません。

タラップ(Tarap)

タラップ

一見巨大なたわしのような風貌のタラップ。シーズンになると果物屋台に沢山ぶら下がっています。

世界中でボルネオ島、パラワン島、ミンダナオ島でのみ採れる果物。まるでタワシのような見た目からは味の想像がつきませんが、皮は柔らかく手で簡単に割れて、中につまった白い粒状の果肉を食べます。甘くてジューシーで、ボルネオに来たらぜひ食べてみてほしいフルーツ。

マンゴー(Mango / Mangga)

マンゴー

こちらのマンゴーの旬は6~8月ごろですが、市場では年間通して売られています。

日本でおなじみのマンゴーは黄色い皮ですが、ここボルネオで採れるマンゴーの多くは皮が緑色。でも中身はどちらも同じ色です。市場ではフィリピン産の黄色いマンゴーも売られていますし、まだ熟れていない緑の硬いマンゴーにお醤油やチリをつけて食べたりもするので、種類、食べ方ともに様々。フィリピノマーケットに行けば沢山のマンゴーが売られています。

ランブータン(Rambutan)

ランブータン

皮をむくと中からつるりとした果肉。さらに中に種があるのですが種と果肉が離れづらいのが難点。

もじゃもじゃの毛が生えた皮がユニークなランブータン。マレー語のRambut(髪の毛)が名前の由来です。爪で切れ目を入れるか手でひねると簡単に皮が外れ、中からつるっとした半透明の果肉が現れます。ライチのような食感で酸味のあるさっぱりした味です。

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