コタキナバル/コタキナバルの観光・アクティビティ

色鮮やか!熱帯コタキナバルのローカルフルーツ大図鑑(2ページ目)

赤道に近く熱帯に位置するコタキナバルではトロピカルフルーツも豊富。日本でも人気のフルーツもあればなかなかお目にかかれない珍しいものも沢山あります。コタキナバルに来たらぜひ食べてみたい珍しい果物たちをご紹介します。

今村 志帆

執筆者:今村 志帆

コタキナバルガイド

ランサ(Langsat)
ドゥク(Duku)

ランサ

指で実を軽く押すと、ぷちっと皮が裂けて簡単に果肉が出てきます。果肉の中に入っている種を噛んでしまうと苦いの気をつけて。

一見小さなじゃがいものような地味な見た目ですが、中身の半透明の果肉は、どことなくグレープフルーツのような酸味と苦みを含むさっぱりした味。気軽につまめて食べ始めるとクセになる果物です。ランサより皮が厚めのドゥクと呼ばれる種類もあります。

ドラゴンフルーツ(Dragon Fruit / Buah Naga)

ドラゴンフルーツ

濃いピンクの見た目がとってもキュートなドラゴンフルーツ。真っ赤な実を使った真っ赤なジュースもぜひお試しあれ。

見た目の派手さはナンバーワンのドラゴンフルーツ。半分に割ると中には小さな黒い種を含んだ柔らかな果肉があり、キウイのように種ごといただきます。果肉の色は通常白か赤の2タイプですが、珍しい黄色い果肉のドラゴンフルーツもあります。

グアバ(Guava / Jambu Batu)

グアバ

外側は緑色で、内側はピンク色のものと白っぽいものとがあります。

日本でもピンク色のジュースでおなじみのグアバ。梨とリンゴの中間のような食感。カットしたものも売られており、甘みを引き立てるために酸っぱい梅の粉をかけて食べます。

レンブ(Wax Apple / Jambu Air)

レンブ

つやつやしたピンク色がかわいいこぶりな果物。

和名は「ジャワフトモモ」。グアバの親戚的な位置付けで、いつも一緒に売られています。皮ごとそのまま食べられて、グアバよりみずみずしい食感です。

ジャックフルーツ(Jackfruit / Nangka)
チェンペダ(Cempedak)

ジャックフルーツ

写真はジャックフルーツの仲間のチェンペダ。

ドリアンとはまた違った甘い芳香を漂わせるジャックフルーツ。大きなものでは全長70cmほどになるので、その大きさにびっくりする方も多いでしょう。

見た目や味がよく似ているけど、より香りが強くて小さめサイズのチェンペダもこちらではよく食べられています。ジャックフルーツ同様生でも食べれますが、衣をつけて揚げたおやつ「チェンペダ・ゴレン」が絶品。揚げると中の種もホクホクと栗のような食感になって美味しいですよ。

サワソップ(Soursop / Durian Belanda)

サワーソップ

シュガーアップルと近い果物のサワーソップ。トゲはあってもドリアンのような匂いはありません。

緑色のトゲトゲの実を切ると、中にはねっとりした食感の白い果肉。ドリアンの仲間と間違えられがちですが、酸味のあるさっぱりしたフルーツで味も香りも全く違います。種が邪魔で食べにくいのが難点ですが、凍らせたりジュースにしても美味しい果物です。

ロンガン(Longan)
マタクチン(Mata Kucing)

ロンガン

小ぶりなのでネットやパックに詰められて売られていることが多いロンガンやマタクチン。

ロンガンとマタクチンは小粒なライチに似た甘みのある果物です。どちらも見た目や味はそっくりですが、全く別の種で、マタクチンの方がロンガンよりやや少し小さめです。ロンガンは中国語で「龍の目」、マタクチンはマレー語で「猫の目」という意味で、どちらも半透明の果肉の中に黒い種が入っている様子が動物の目に例えられています。

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