ウォーキングに必要な呼吸法
ウォーキングは手軽にできる有酸素運動。ウォーキングの時、からだに充分な酸素を取り込むことができるように呼吸の練習を行います。深い呼吸を行う事により、横隔膜に働きかけ、からだの内側から筋肉を養うことができます。同時に、からだの外側の筋肉へ働きかける動きもご紹介します。
【呼吸の練習】
足裏を揃えて床に座ります。
この時、左右の足裏を揃えるのが難しい方は、左の写真のように左右のかかとを揃えて座ります。
両手をひざ上に置き、自分のペースで呼吸を行います。目線はやや下にしリラックスしましょう。掌は上にしても下にしてもOKです。ご自分が心地良い姿勢を作りましょう。
5カウントで鼻からすって、一度息を止め口から吐きます。この時、肩が上がらないように、吸い込んだ酸素がおへその下まで届くようなイメージで深く呼吸します。
ポイント:息を吐ききることを意識すると、自然と吸いやすくなります。まずは、「吐くコト」を意識して行いましょう。5回程度行います。大きく呼吸することにより、横隔膜などの呼吸筋を鍛え、肺活量を高めウォーキングのパフォーマンスを上げる事につながります。
膝を曲げて床に座ります。
この時、左右のヒップの一番下に位置する骨に均等に体重が乗るように意識して座ります。左右の膝をつけ背筋を伸ばします。
呼吸を整え、左の写真のように、モモに手を添えます。
この時、左右の脚は離さないように脚の内側を意識して引き寄せます。腕を真っ直ぐに伸ばし、スネと腕が床と平行であることを意識しましょう。10秒キープします。3セット行いましょう。
呼吸の練習をすることにより、からだの内側から、腹筋強化でからだの外側から筋肉を整え、体内に充分な酸素を巡らせる準備が整いました。
次に、ウォーキングの動きを練習!