ヘアケア/ヘアケアの基本

高温多湿にもめげない!大人の髪のうねり・広がり対策

若いときは美しく艶やかな髪だったも、大人になるにつれてうねり髪に。そして、梅雨~夏にかけては特に、うねりや広がりで悩まれる方は多いはず。今回は、このうねりと広がりの原因、そして対策についてご紹介します。

余慶 尚美

執筆者:余慶 尚美

ヘアケア・ボディケアガイド

日本人の92%は直毛。若いときは美しく艶やかな髪だったはずが、大人になるにつれてうねり髪に。そして、本格的に高温多湿になる梅雨~夏にかけては、特に悩まれる方も多いはず。今回は、このうねり、広がりの原因、そして対策法をご紹介します。

髪へのダメージが「広がり」の原因に

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髪のうねり、広がり対策とは?

髪の毛は、ドライヤーの熱、紫外線、ブラッシングや就寝時による摩擦などの物理的要因、パーマやカラーなどの化学的要因、そして、エイジングによる髪質の変化など様々な要因でダメージを受けています。髪の毛がダメージを受けると健康な髪に比べて、水分吸収量が増え、広がりが大きくなります。

髪の毛の水分による膨みは、乾いて硬くなったスポンジを水に漬けると軟らかく大きくなるのと同様に、髪も水分によって長さが約1~2%、そして太さは、約15%、重さは約30%ほど増えていきます。

ただ、ここには限界があり、膨張しようとする力と髪本来が持っている縮もうとする力が作用しあい、その力が釣り合った状態になると、水分吸収をしなくなります。ダメージヘアは髪本来の縮もうという力が作用し辛く、その分だけ横に広がって水分吸収量が増えていくのです。

広がる髪には「しっとり」タイプをチョイス

この広がりを防ぐためには、やはり損傷した髪表面のキューティクルのこれ以上の損傷を防ぎ、そして補修、保護することが必要です。そこで、やはり基本的なことですが、「トリートメント、マスク、パック」などのスペシャルケアをしっかりと丁寧にすること。

特に、広がりが気になる方は、いつもはサラサラタイプを選んでいても、広がりが気になる季節だけは、「しっとりタイプ」を選び、髪の毛の表面に被膜をしっかりとつくることが大切になってきます。

ここで気をつけることは、被膜過多になりすぎ、髪がべっとりと重い印象を与えないように、炭酸クレンジングなどで古い被膜を落とすことも心がけましょう、そうすることでよりスペシャルヘアケア効果が上がります。

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