女から嫌われる「※ただし、イケメンに限る」男
なんでもかんでも「※ただし、イケメンに限る」だと思って卑屈になっていませんか?
「※ただし、イケメンに限る」男とは?
インターネット上でよく見る「※ただし、イケメンに限る」という言葉。たとえば、次のように使われます。「男の人がネクタイをゆるめる姿ってドキドキする~ ※ただし、イケメンに限る」。この「※ただし、イケメンに限る」というフレーズは、イケメン以外の男性が「何かをしないことの言い訳をする」のに実に便利な言葉だったりします。というのも、このフレーズは、自身のコンプレックスから努力をしない言い訳まで幅広くカバーしてくれるからです。
具体的には、「恋愛なんてイケメンじゃないと成就しないから、俺はしなくてもいいや。だって、俺、イケメンじゃないし(本当はしたいけど)」というように、傷つきたくない自分・面倒くさがりな自分をまるで正当化するかのような錯覚をもたらしてくれるのです。
ちなみに、このフレーズの「イケメン」部分を「高身長」「高学歴」「高収入」などといったコンプレックスを感じやすいものに置き換えても、同様の効果があります。
まとめると、「※ただし、イケメンに限る」男は、目標に対して頑張らない言い訳を顔立ちや経歴などのせいにして、現状に不満をかかえているが行動しない男性のことを指します。そんな彼らが嫌われる理由は、どういったところにあるのでしょうか? 次のページをご覧ください。
「※ただし、イケメンに限る」男が嫌われる理由
女性が本当に見ているのは、「顔」ではありません。
にもかかわらず、「※ただし、イケメンに限る」男はコンプレックスを受け入れることも、自分を磨く努力をすることもせずに、叶わないことはすべて「イケメンじゃない」ところに理由付けして現実逃避しているかのような言動をします。彼らが女性から嫌われるのは、ここにあるのです。
たとえば、好きな女性にアプローチするとき、素直に好意を伝えずに、「俺なんて、どうせイケメンじゃないから……君みたいな女性はやっぱりイケメン以外の男には興味ないんでしょ」などとつぶやいたり……。こんなふうに屈折していては、自ら嫌ってくださいと言っているようなものです。
実際は「※ただし、イケメンに限らない!」
周りを見れば分かるように、失礼ながら、イケメンではない男性にも彼女や奥さんがいますよね。ということは、実際は「※ただし、イケメンに限らない!」のです。女性が見ているのは生まれ持った外見ではなく、清潔感があるかどうかとか、人を思いやる気持ちがあるかどうかとか、目標に向かって前向きに努力しているかどうかとか、健康な生活を送っているかどうかとか、そういったところなのです。
これらは、意識次第でどうにでもなります。自分を変えるのは、自分自身です。欠点のない人はいません。問題は、欠点だと思うところをきちんと受け止めて、足らないところをどう補うかです。コンプレックスをバネにするからか、身長が低い人の方が早く出世したり、高収入になる人が多いというデータもあります。
自分自身をどう認識して、どう磨いていくのか。そういった試行錯誤を重ねつつ行動し続ける男性こそが、女性のハートを射止めるのです。単なるイケメンよりもむしろ、コンプレックスがあるがゆえに試行錯誤を重ねた男性の方が、女性の目にはカッコ良く映るものです。
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