「ザ・パークハウス グラン」の実績

表参道(2015年6月撮影)

表参道(2015年6月撮影)

「ザ・パークハウス グラン」は三菱地所レジデンスが分譲するブランドのなかでも最高峰に位置するマンションシリーズである。第1弾が「南青山高樹町」、第2弾「三番町」、第3弾は「千鳥ヶ淵」であった。すべて三菱地所設計が設計を担当し、施工会社はそれぞれ鹿島建設、大林組、竹中工務店とスーパーゼネコンをそろえた格好である。三番町と千鳥ヶ淵では構造に免震を取り入れた。

個別にテーマも設定。「南青山高樹町」は低層住宅地域に位置しているが、2戸一EVを採り入れ「プライバシーへの配慮」を重要視した。「三番町」は接道間口の広さと規模の大きさ(総戸数148戸)をいかし「道並みの景観創造とエントランスロビーの連続性」に工夫を。「千鳥ヶ淵」ではその「圧倒的な眺望を最大化できる建物」に特化した、というように。

さて、第4弾の立地は港区南青山5丁目である。交通アクセスは「表参道」駅徒歩4分。設計、施工は東急建設。デザイン監修にアーキサイトメビウスを起用。総戸数101戸。販売対象戸数は20戸である。

選定条件は「あの場所」

完成予想パース

完成予想パース

「グラン」が付くプロジェクトの条件は具体的に何か? 「ザ・パークハウス グラン南青山」プロジェクト発表会では、記者からそんな質問が出た。三菱地所レジデンス小野真路取締役社長は「駅徒歩何分以内とか、そういうことではない」「強いていうなら『あの場所』と言わしめる立地」と表現した。

「あの場所」とは二度と出ないであろう「希少性の高い土地」のことである。抽象的な表現ばかり並ぶが、こればかりはデジタルにはじき出す方程式はない。低層や自然といったキーワードは有力ではあるだろうが絶対ではない。敷地形状なども関与する。南青山高樹町などは南間口の大きさが決め手だっただろうし、三番町は存在感を醸成するスケールとスクエアな意匠が有効に働いたと思われる。

都心の沿革を説き起こせば、鉄道敷設は街道や緑のできたずっと後年である。さらにいえば、地形や気候に対して住みよい場所が限定されたのが源流。いまでこそ利便が重視され「駅距離」が有効な住まい探しの条件となっているが、元来それは人口的なものであり不動産は総合的に見なければならないことを理解すべきであろう。そうすれば「グラン」の立地が評価しやすくなるだろう。

「ザ・パークハウス グラン南青山」の見どころ

モデルルーム

モデルルーム

「港区南青山」は都心部の中でも高台に位置するロケーションである。なかでも5丁目は青山通りを北端になだらかな南傾斜を描いているところが特長。現地近接「FROM-1st」ビルは80年代におけるファッション発祥地ともいえる場所で、界隈の象徴の一つといってもよいのではないだろうか。

根津美術館にも近い。美術鑑賞はもとより、都心とは思えない「見事な庭園」が徒歩1、2分。となれば、会員にでも入会して好きなときに自然を楽しみたいところだ。ここならではのライフスタイルのひとつという他ないだろう。

モデルルームは2タイプ用意されている。最高額住戸7億7000万円(予定)は224.55m2(約67.92坪)。インテリアコーディネートは高級マンションプレミアム住戸に数多く実績を持つメックデザインインターナショナルの手塚由美さん。今回も空間を大胆に使い、青山でのライフスタイルコンセプトを提案している。

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