ビューティティップス/「光老化」から肌を守る!

雨でも夕方でも光老化を引き起こすUVAには要注意!

季節や天候、時間帯に関わらず光老化を引き起こすUVAは降り注いでいます。天気に関わらず、また今日は出かける予定がない、そんな日もまず起床したら日焼け止めを塗るようにしましょう。

中野 あおい

執筆者:中野 あおい

ビューティティップスガイド

安心できる天気や時間帯は基本的にはゼロ!

紫外線対策、夏の日差しが強い時はしっかり行うけれど、春先や曇りなどの日は手を抜きがち…そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。紫外線対策が365日必要なのには理由があります。

紫外線は晴れの日だけでなく、曇りや雨の日でも降り注いでいます。紫外線は雲を通過し、地表までしっかり届き、雨雲の時で快晴日の20%~30%、薄曇りであれば50~80%ほどと言われています。

では太陽が沈みかける夕方なら、大丈夫? これもうっかり焼けをしてしまう原因です。シワやたるみなどの光老化を引き起こすUVAは、朝から少しずつ増え続け、正午前後がピークとなります。そのまま夕方にかけてもあまり減らないので、1日通して日やけ止めなどの対策が必要に。

もう1つ注意すべきは、散乱光です。日蔭にいるから大丈夫も、うっかり焼けにつながります。太陽から出た紫外線は、空からまっすぐ降り注ぐ直射光と、空気中で広がる散乱光の2種類があります。アスファルトや建物などにぶつかってできる散乱光は、紫外線全体の約60%とも言われ、直射日光を浴びていなくても、肌には確実に紫外線が届いてしまうのです。

窓際や部屋の中にも紫外線は降り注ぐ

気持ちいい朝の日光浴もうっかり焼けに!

気持ちいい朝の日光浴もうっかり焼けに!


他にも気を付けて頂きたいシーンは、窓際です。UVAは窓ガラスも通過するので、窓際でメイクをするその一瞬や、オフィスで窓際に席がある方、車をよく運転する方などは注意するようにしましょう。

天気に関わらず、また今日は出かける予定がない、そんな日もまず起床したら日焼け止めを塗ること。紫外線カット効果のある朝用乳液や、化粧下地のタイプを選ぶとうっかり焼けもかなり軽減することができるのではないでしょうか。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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